『スター・ウォーズ』全作登場のC-3PO“真の悪役説”に、演じた本人の回答は?

引用元:TOKYO HEADLINE WEB

 映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』来日記者会見が12日、都内にて行われ、唯一全9作に出演したC-3PO役のアンソニー・ダニエルズに“真の悪役説”が飛び出し、会場も大いに沸いた。

 第1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から42年。シリーズの完結編にして、スカイウォーカー家の物語を描く最後の作品。

 昨日のイベントに続きデイジーは日本語で「日本に来られてうれしいです」とあいさつ。C-3PO役のアンソニー・ダニエルズは「600万の言語を自在に操る役を演じていますが残念ながら日本語がそのなかに含まれてなくて」と話し会場を笑わせた。

 デイジーは「本当に楽しい撮影現場でした。終わってしまうことに一抹の寂しさはあるけど、皆さんと作品を共有できるのはうれしい」、ポー・ダメロン役オスカー・アイザックは「映画、まだ公開しなくてもいいんじゃないかな。公開するということは素晴らしい時間を過ごしたこの友人たちとの別れを意味するから。もうちょっと編集していたら?」と笑いをとりつつ、完結編の製作を終えたさみしさを語った一行。シリーズ9本前作に出演したC-3PO役のアンソニー・ダニエルズは「あと数日で、世界中に秘密にしていたことをもう隠さなくていいということにほっとしています」と話し笑いをさそった。

 そんなアンソニーに、海外メディアの記者が「ファンの間ではC-3POが実は真の悪役という説があるが」と質問。アンソニーは「ファンの皆さんはときにJ.J.たちも思いつかないような発想をするね。たしかに物語の中では闇もつむがれてきた。C-3POが金色に光っているのも、それを欺くためかもね」と茶目っ気たっぷりに返し、会場も大笑い。
 脚本を手掛けたクリス・テリオは「私は子供のころに『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』を見てアンソニーの声がとても印象に残った。彼のセリフをこれ以上書けないのは悲しい」と話し、監督は「僕らはここに伝説と一緒に座っている。最初に登場するのも彼だし、笑えるトーンを作ってくれるのも彼。全9作に出演しながら彼は一度も自身の顔を出さずコスチュームを見につけて、すべてを表現した。彼の見事なパフォーマンスをほめたたえたい」と語り、会場も賛辞の拍手をアンソニーに送った。

 映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日より全国公開。