『たまむすび』2000回放送に密着 赤江珠緒が考える“昼の帯ラジオ”の極意「日常を続ける」

引用元:オリコン

 フリーアナウンサー・赤江珠緒(44)がパーソナリティーを務める、TBSラジオ『たまむすび』(月~金 後1:00)が、10日の放送で2000回を迎えた。めでたい放送となった番組冒頭、ラジオから聞こえてきたのは、火曜パートナーの南海キャンディーズ・山里亮太(42)の声のみ。赤江は、リスナーに直接感謝を伝えるために、赤坂サカスにいた。

【写真】「たまむすびすごろく」を求めて長蛇の列ができた

 2012年の4月2日に番組がスタートして以来、7年8ヶ月で迎えた節目の日を祝うため、リスナーから寄せられたものを基に、赤江とスタッフで番組の歴史をまとめた「たまむすびすごろく」2000部を赤坂サカスで無料配布。赤江は「赤坂サカスの広場に出てきました。みなさん長時間並んでいただきありがとうございます」と笑顔で呼びかけながら、リスナーにあいさつ。「山ちゃん。うれしい悲鳴。珠緒、感激です。みなさん、本当にありがたい。並んでくださっているんですけど、列の中を縫うように、すごろくを配布している場所へ…」と歩みを進めていった。

 限られた時間ながらも、赤江はリスナーに「たまむすびすごろく」を手渡ししていきながら「みなさん、本当に並んでいただきありがとうございます。みんな、ラジオを耳にしながら…」と感慨深げ。ラジオブースに戻る時間がくると、赤江はリスナーとハイタッチしながら、「たまちゃん!」コールを背に受けて、笑顔でその場を後にしていった。ふと、会場の列に目を向けると、平日の昼とは思えないほどの人の波が赤坂駅へと向かう階段まで続いており、番組の熱量を改めて実感した。

 金曜日のパーソナリティーを務めている外山惠理アナ(44)も、途中から赤坂サカスに登場し、集まったリスナーたちにすごろくを手渡し。2時台にはリポーターとして、現場の様子について「こんなに人を見たことがないっていうくらい、います。私3回泣きましたよ」と情感を込めながらもテンポよく紹介。有料のクリアファイルが早々に売り切れてしまったことにも触れ「何か、板でもあったら、挟んで持っていってほしい」と“外山節”をさく裂させながら、見事な口上でリポートを終えた。

 記念すべき放送の特別感はありながら、いつも通りのテンションで番組を進めていく2人の放送を聞いていて、昼の帯番組ならではの安心感を覚えた。そうこうしているうちに、あっという間に2時間半の生放送が終了。番組後の赤江に単独でインタビューを行った。