藤井聡太七段、初の本戦入りに王手! 棋聖戦2次予選準決勝

 ◇棋聖戦2次予選準決勝(2019年12月10日 大阪市・関西将棋会館)

 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が10日、大阪市の関西将棋会館で指された棋聖戦2次予選準決勝で北浜健介八段(43)に130手で勝ち、初の本戦入りに王手をかけた。

 屋敷伸之九段(47)の持つタイトル挑戦史上最年少記録(17歳10カ月)を更新する可能性が唯一残されているのがこの棋聖戦。この日の勝利で、澤田真吾六段(28)との2次予選決勝(日程未定)を含め、本戦決勝まであと5連勝すれば挑戦者となる。「まだそこまでは遠いので、まずは決勝トーナメント入りを目指して一局一局頑張っていければ」と淡々と語った。