中村倫也が初紅白!木下晴香と「アラジン」歌う、『アナ雪2』も有力候補

 大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(後7・15)でディズニー企画が設けられ、ブレーク中の俳優、中村倫也(32)が紅白初出場することが10日、分かった。大ヒット作「アラジン」の日本語吹き替え版でアラジンの声を務めた中村とジャスミン役の女優、木下晴香(20)が劇中歌「ホール・ニュー・ワールド」をデュエットする。企画は「アナと雪の女王」を含めたメドレーになることも判明。ファンタジー感あふれる世界で子供たちの心をガッツリつかみそうだ。

 昨年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で大ブレークした中村が、令和最初の紅白のステージを彩る。

 複数の関係者によると、今年6月に公開され、興行収入120億円超えを記録した実写映画「アラジン」をはじめとしたディズニーの企画コーナーが決定。日本語吹き替え版の“アラジン&ジャスミン”コンビ、中村と木下が、劇中歌「ホール・ニュー・ワールド」をデュエットする。

 同曲は1992年のアニメ映画版に起用されて以来、歌い継がれる不朽の名曲。いまや映画、ドラマに引っ張りだこの中村と、ミュージカル界で数々のヒロインを務め、歌唱力に定評がある木下が歌うバージョンも大きな話題になった。2人の紅白初出場は、大きな目玉の一つだ。

 さらに企画はメドレーになることも判明。今年のディズニー映画は「ダンボ」「ライオン・キング」「トイ・ストーリー4」など豊作。なかでも注目されているのが、11月に公開され、早くも興収60億円を突破した大ヒットアニメ映画「アナと雪の女王2」だ。

 前作が公開された14年の紅白でも「アナ雪」の企画コーナーが実施され、米国版主題歌「Let It Go」を歌ったエルサ役のイディナ・メンゼル(48)と日本版のアナ役の神田沙也加(33)がニューヨークから衛星中継で出演。NHKホールでは、May J.(31)が日本版主題歌「Let It Go~ありのままで~」を歌った。

 現在公開中の「アナ雪2」では、新人の中元みずき(19)が歌う日本版エンドソング「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」が話題に。今回の演出は未定だが、前作の主題歌「Let It Go」を披露する可能性も。5年前には出演していない日本版のエルサ役の松たか子(42)、沙也加の共演が実現するかも注目される。