中村倫也、紅白“初出場”…「アラジン」声優、ディズニー企画で

引用元:スポーツ報知

 俳優の中村倫也(32)が、大みそかの第70回NHK紅白歌合戦に“初出場”することが10日、分かった。関係者によると、番組企画の一つしてディズニーコーナーが設けられる。中村は、今年の実写映画NO1の興収を記録した「アラジン」で主人公アラジンの日本語吹き替えを担当しており、出演の白羽の矢が立った。劇中では、名曲「ホール・ニュー・ワールド」では圧倒的な歌唱力を披露している。ヒロインのジャスミン役は木下晴香(20)が務めていた。

 同じく映画に関連する企画としては、興収約140億円のアニメ映画「天気の子」(新海誠監督)の音楽を担当した4人組バンド「RADWIMPS」が、同じく主題歌などを歌った映画「君の名は。」が社会現象となった16年以来3年ぶりに出場する。「アラジン」と“洋邦”NO1ヒットの両作が紅白に彩りを加える。

 中村は、14年に舞台「ヒストリーボーイズ」で第22回読売演劇大賞の優秀男優賞を受賞。その後は、多彩な演技で“カメレオン俳優”として活躍。昨年放送のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」では永野芽郁(20)演じたヒロインが恋に落ちる青年役でブレイク。今年はTBS系「凪のお暇」でも好演を見せた。13日には映画「屍人荘の殺人」の公開も控える。

 そのほか、ディズニー枠として、新人歌手・中元みずき(19)が出演する。中元は社会現象を起こしたディズニーアニメの続編映画「アナと雪の女王2」(公開中)で、日本版エンドソング「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」を歌っている。

報知新聞社