アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。12月9日(月)の放送は、俳優の杉野遥亮さんが登場。自身が出演された映画「羊とオオカミの恋と殺人」の撮影について話してくれました。
坂本:杉野さんは映画「羊とオオカミの恋と殺人」で、福原遥さんとダブル主演を務められます。福原さんとは2度目の共演だったんですよね。いかがでしたか?
杉野:2度目の共演ということもあって、どこか信頼関係だったり、安心感はありましたね。顔合わせたときには、お互いちょっと人見知りをしちゃったんですけどもね(笑)。
坂本:そうなんですか(笑)。その前に共演されたときはどうでした?
杉野:前に共演した作品は、本当にピュアな大学生の恋だったんですよ。遥ちゃんが演じる主人公には彼氏がいて、僕はその彼氏と親友で。そして僕が遥ちゃんに恋をするという。すごくピュアピュアなんですけれど(笑)。そこから打って変わっての作品だったので、2人で「どうしようか」って、けっこう話しましたね。
坂本:(解決への)手がかりって?
杉野:遥ちゃんと僕の関係性が軸にないと話が進まないので、お互いにわからないところは共通認識で持っておこうとか、2人でそこの溝は埋めていこうってものはありましたね。細かかったですけれども、そういうことを一つひとつ、監督を交えて話したりはけっこうしました。わからないことが多かったので。
坂本:「(主人公同士が)なんでこの2人が惹かれあっているのかな」って部分は、どう思われましたか?
杉野:黒須(杉野さん演じる主人公)が宮市(福原さんが演じるヒロイン)を好きになるときの描写は一目惚れに近いものなのかなと思うんですけれども、黒須って宮市さんのパーソナルスペースをちょっとずつ壊していける人なんじゃないかなと思って。たぶん、宮市さんにとって、今までそういう人って現れてこなかったと思うんですよ。そういった意味では、それが宮市さんにとっては心地よかったんじゃないかなとは思いますね。
それが意外と関係性の構築になっていったのかなと。意外と宮市さんのほうが受け身っていうか。
坂本:ご自身の恋愛と通ずるところはどうですか(笑)?
杉野:いやぁ~、難しいですね(笑)。けっこう自分から引っ張っていきたいって思いはあるんですけれども、“関係性が壊れちゃうんじゃないかな……”って臆病なところもあります。
そういった意味では、黒須は強いなって思います。失うものがないからっていうのもあるかもしれませんけれども。
(TOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」12月9日(月)放送より)
杉野遥亮が明かす恋愛観「自分から引っ張りたいけど、臆病なところも…」
引用元:TOKYO FM+