首位を爆走、セガサミーフェニックス 最終盤の戦い方は?/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
首位を爆走、セガサミーフェニックス 最終盤の戦い方は?/麻雀・Mリーグ

Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、3月2日1回戦に出場する4選手を発表した。既にセミファイナル進出を決定的にしている首位・セガサミーフェニックスは、残り6戦のレギュラーシーズンを悠々と戦える状態。対戦する3チームと状況がまるで違う中、どんな戦い方を選択するか。

【中継映像】二階堂・白鳥・茅森・瀬戸熊の顔合わせ

 積み上げたプラスポイント、500ポイント弱。ここから残り6戦、全てでラスを引いてもセミファイナル進出を逃すことはないほどのアドバンテージだ。もはや目線はその先に待ち構えるファイナル、そして優勝。現在のポイントがそのまま持ち越せない(セミファイナルで1/2、ファイナルでさらに1/2)が、有利な状況からスタートできることに変わりはない。茅森早香(最高位戦)がトップを取り、+500を大きく超えてくれば、ライバルチームの戦い方にも大きな影響が出る。

 セミファイナル進出となる6位以内を濃厚としているのがリーグ4位のTEAM雷電と、同5位の渋谷ABEMAS。両チームとも、絶対的な余裕があるわけではないが、大きく箱を割るラス、連続ラスなどの大惨事さえ避ければ、あとは時間が経つのを待てばいい状況。TEAM雷電からは瀬戸熊直樹(連盟)、渋谷ABEMASからは白鳥翔(連盟)が出場。ラスにだけはならない立ち回りも見られるかもしれない。

 奇跡の大逆転だけを信じて戦うのはEX風林火山。6位浮上までは最低でも300ポイントほど必要だ。残り6戦で300ポイント稼ぐにはトップ4回でも届くかどうか。トップがなくては、6連続連対でも足りない。二階堂亜樹(連盟)がまずは勝利を挙げ、この日2勝で150ポイントほど挽回できれば、Mリーグ史に残る劇的な展開の予感が漂ってくる。

【3月2日1回戦】

EX風林火山・二階堂亜樹(連盟) 個人27位 ▲242.4
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人6位 +182.7
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦) 個人14位 ▲58.5
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人9位 +99.8

【2月28日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +482.7(84/90)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +134.3(86/90)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +89.1(86/90)
4位 TEAM雷電 +59.0(84/90)
5位 渋谷ABEMAS +46.8(84/90)
6位 U-NEXT Pirates ▲171.7(86/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲184.9(86/90)
8位 EX風林火山 ▲475.3(84/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。