リル・ナズ・X、「Lucid Dreams」のカヴァーで故ジュース・ワールドを追悼

引用元:Billboard JAPAN

 現地時間2019年12月8日、米サンフランシスコで行われた【WiLD 94.9’s FM’s Jingle Ball 2019】に出演したリル・ナズ・Xが、故ジュース・ワールドの代表曲「Lucid Dreams」をカヴァーし、21歳の若さで急逝した同志を追悼した。

 リル・ナズ・XがSNSにシェアしたファンによる映像には、スクリーンに映し出された故ジュース・ワールドの写真をバックに「Lucid Dreams」を歌う自身の姿とマイクを向けられてシングアロングする大勢の観客の様子が捉えられている。

 現在20歳のリル・ナズ・Xは、ジュース・ワールドの訃報をうけて「ここ最近、これが若くて才能がある人気上昇中のアーティストたちに頻繁に起こっていることに、とても胸が痛む」と投稿し、数多くのファンや音楽仲間たちとともに彼の死を偲んでいた。

 ジュース・ワールドことジャラード・アンソニー・ヒギンズは、米ロサンゼルスから地元シカゴのミッドウェー空港に到着した際にターミナルで発作を起こし、現地の病院で死亡が確認された。

 短い音楽キャリアにも関わらず、故ジュース・ワールドは米ビルボード・チャートに何度かエントリーしており、中でも「Lucid Dreams」は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”にて自身最高位となる2位をマークした。