BPO、NHKワールドの「レンタル家族」のドキュメンタリーに放送倫理違反の判断

引用元:スポーツ報知

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は31日、都内で会見し、NHK国際放送「NHKワールドJAPAN」で2018年11月19日放送のドキュメンタリー番組「Inside Lens」について、放送倫理違反があったとする意見書を公表した。

 「HAPPIER THAN REAL」のコーナーで「レンタル家族」の利用客として登場する3人がレンタルサービスを提供している会社が用意したスタッフであることが、19年5月に週刊誌報道で発覚していた。

 同委員会は放送倫理違反があったと判断。外部のNEP(NHKエンタープライズ)に制作委託したものだが、自主制作か外部委託か持ち込み番組か問わずにm放送局は全ての番組に放送責任を負い、放送倫理にかなったものでなければならないとしている。NHKが適正な考査を行わず、放送したと認定した。 報知新聞社