立つ鳥跡を濁さず…中居正広「ただありがとうを伝えたかった」退所日に2分半の動画メッセージ

　タレント中居正広（47）が31日、ジャニーズ事務所の退所日を迎えた。この日、中居は事務所の公式サイトを通じ、ファンに約2分半の動画で感謝の気持ちを伝えた。

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　動画でメッセージを発するのは初めてという中居。「こんな時期ですし、決して良いとは言えないタイミングなんですけど、急きょとはいえ、もちろん自分の判断で撮っていただいていますが、日本も世界中も大変な時期で、僕自身もどうしようかと。ごあいさつしたいんだけれども、不謹慎と認識しながら判断させていただきました」と説明した。

　とはいえ、伝えたいメッセージは「『ありがとうございました』ぐらいなんです」という。「うちの会社に限らず、芸能界も普通のOLさんも、サラリーマンの人も、おじいちゃんもおばあちゃんも、子どももお母さんもお父さんもみんな大変な思いをしている時期なので本当に静かに（退所を迎えよう）と思ったんですが、本当にお礼だけです。どうもありがとうございました。それじゃあ、また。じゃあね！」と右手を挙げ、最後に感謝の気持ちを込めて両手を合わせて頭を下げた。

　中居は4月1日から、個人事務所「のんびりな会」の所属となるが、今後も先輩や後輩タレントとの共演は続くとみられている。立つ鳥跡を濁さず。シンプルな言葉の中に、故ジャニー喜多川さんや事務所スタッフ、応援してくれるファンなど、たくさんの感謝を詰め込んだ。