今夜も“セレブ”でありがとう!黒沢咲、セミファイナル最終戦勝利にファンから感謝の嵐/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
今夜も“セレブ”でありがとう!黒沢咲、セミファイナル最終戦勝利にファンから感謝の嵐/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズ・3月30日の2回戦で、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)が個人3勝目、チーム5勝目を挙げ、セミファイナルチーム最終戦をトップで締めた。

【映像】黒沢咲、有終のトップ

 対局者は起家から黒沢、セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)。

 この日の1回戦では、チームメイトの瀬戸熊直樹(連盟)が箱下ラスになってしまっていたため、TEAM雷電がファイナル進出を果たすためには、U-NEXT Piratesとトップラスを決めた上で、10万点を超える大トップという厳しい条件だった。だが“セレブ打法”と呼ばれるメンゼン高打点を武器に、レギュラーシーズンでは、ここぞという場面で役満も決めてきた黒沢なら不可能な条件ではなかった。

 東4局1本場ではフリテンリーチも辞さず、リーチ・ツモ・平和・裏ドラで5200点をアガると、南1局の親番では打点を稼ぐために567の三色同順を決めるべく早々に8筒を切り、5・8筒待ちでフリテンリーチを敢行。見事5筒をツモってリーチ・ツモ・南・三色同順・赤2で跳満1万8000点と一気呵成に5万点超え。ファンも「黒沢ならもしや…」と期待した。その後も工夫を凝らし、オーラスまで過酷な条件にチャレンジし続けたが、惜しくも逆転条件には届かず。南4局は小林の1人テンパイで流局となったが、トップでフィニッシュした。

 勝利者インタビューでは、開幕から終始熱い声援を送り続けてくれたファンに御礼の言葉を伝えると、ファンからも「セレブ夢見れたよ、ありがとう」「涙出る」「黒沢ありがとう」「お母さん強すぎ」「魅せてくれるわセレブ」「散ってもなおセレブ」「小島武夫さんの麻雀を引き継いでいる」「お嬢ありがとう!」「本当におもしろいからすごい」と感謝のコメントが押し寄せた。

 黒沢は今シーズンの勝利者インタビューでは、様々なメッセージを届けてくれた。開幕戦でトップを取ると「やっとよいご縁に恵まれて」と結婚報告をしてファンを喜ばせた。昨年10月に勝利した際には台風19号によって甚大な被害を受けた被災者を気遣った。レギュラーシーズン終盤の2月には、おめでたを報告してくれたこともあった。そしてセミファイナルで2勝目を挙げた時には、新型コロナウイルス感染拡大の影響に胸を痛め「麻雀で少しでも勇気づけることができれば」とコメントした。

 いついかなる時も麻雀界を盛り上げてくれたセレブ然とした品のある姿勢は、ファンの脳裏に改めて深く刻み込まれたに違いない。【福山純生(雀聖アワー)】

1/2ページ