『笑点』初の無観客放送 林家たい平「無観客に慣れている好楽師匠がうらやましい」

 日本テレビ系人気演芸番組「笑点」(日曜後5・30)が新型コロナウイルスの影響で初めて無観客で収録され、その収録分が29日、放送された。

 司会の春風亭昇太(60)が「笑点も長い歴史があるのですが、初めて無観客で大喜利ということになりました~」と明るく説明。普段収録を行っている東京・後楽園ホールではなく、マスク姿のスタッフがまばらに立っているスタジオ内の様子が流れ、「逆に言うと目の前のお客さまの反応を気にしなくてもいいと。のびのびやってください」と出演者に呼びかけ、笑いを誘った。

 林家たい平(55)は「反応がないってのはやりづらい。無観客に慣れている(三遊亭)好楽師匠がうらやましいとつくづく思う」と笑わせた。