春の大雪は何の前触れ…?セミファイナルいよいよ残り4戦の最終盤/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
春の大雪は何の前触れ…?セミファイナルいよいよ残り4戦の最終盤/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズ」、3月29日1回戦に出場する4選手を発表した。各16チーム16試合という短期戦のセミファイナルも、いよいよ各チーム残り4戦だ。試合が行われる都内は朝から春の大雪だが、何かの前触れか。しびれる一日がやってくる。

【中継映像】セミファイナルも大詰めの試合

 ポイント状況で、牌を握る手がしびれるような緊張に迫られるのが、4~6位の3チーム。上位4チームまでがファイナル進出となるが、4位U-NEXT Piratesと6位KONAMI麻雀格闘倶楽部の差は、176.5ポイント差。1回のトップ・ラスで100ポイント縮まることを考えると、残り4戦ではぎりぎり逆転可能かどうか、という差だ。U-NEXT Piratesからは安定感抜群の小林剛(麻将連合)、KONAMI麻雀格闘倶楽部からはエース佐々木寿人(連盟)が出場。佐々木にすればトップ狙いはもちろんながら、絶対にラスは引けない戦いだ。

 リーグ5位のTEMA雷電・黒沢咲(連盟)も、トップが欲しいことに変わりはない。4位までの差はちょうど80ポイント。これ以上離されると、1試合での逆転は難しい差になってくる。1着順で20ポイント差が詰まるルールだけに、いきなり逆転とはいかなくても、4位までの差を50ポイント以内に詰められれば、チーム最終日には大きな一歩を踏み出せることになる。

 セミファイナル絶好調の首位・KADOKAWAサクラナイツからは内川幸太郎(連盟)が出場。ファイナル進出だけを考えれば、ほぼ安泰と言っていいリードを持っている。ファイナルでは持ちポイントが1/2になるが、少しでも貯金を持って臨むために、手を緩めて守りに入るという選択肢はない。

【3月29日1回戦】

KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟) 個人15位 ▲33.1
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人10位 +80.7
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人8位 150.5
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合) 個人7位 +211.0

※成績はレギュラーシーズン

【3月27日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +276.2(12/16)
2位 セガサミーフェニックス +228.1(12/16)
3位 渋谷ABEMAS +107.4(12/16)
4位 U-NEXT Pirates +3.4(12/16)
5位 TEAM雷電 ▲76.6(12/16)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲173.1(12/16)

※レギュラーシーズン成績から1/2を持ち越し

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。