「サザエさん」4月からの新オープニングで10年ぶり2度目の東京名所紹介

引用元:スポーツ報知
「サザエさん」4月からの新オープニングで10年ぶり2度目の東京名所紹介

 フジテレビ系「サザエさん」(日曜・後6時半)でおなじみのオープニングで、4月5日(日)の放送から10年ぶりに東京の名所を紹介することが決まった。

 アニメ「サザエさん」は、昨年末にアニメ放送開始から50年という大きな節目を迎えたばかり。1974年1月以来、オープニングで日本国内の各地を旅するサザエさんが描かれてきた。1番最初にサザエさんが訪れたのは石川県。最初の頃は、地方ごとに旅をしていたが、2001年ごろから1つの都道府県を半年ごとに紹介するスタイルに。さまざまな名所などを、その時の季節や話題性などに合わせて紹介してきた。

 半年ごとに紹介するスタイルになってから、東京がオープニングの舞台として選ばれるのは2010年4月~2011年3月以来2度目。世田谷区にある長谷川町子美術館をはじめ、東京タワーや、当時はまだ建設中だった東京スカイツリー、お台場などの湾岸エリアなど新名所と言われる場所を中心に、皇居や浅草寺、泉岳寺などが紹介された。

 今回は東京駅で幕開け。皇居外苑二重橋、上野公園不忍池、旧古河庭園、鴨台さざえ堂(すがも鴨台観音堂)を巡り、浅草寺前の雷門では、三社祭で大きなみこしを担ぐ勇ましい男たちが描かれ、緑あふれる高尾山の様子が映し出される。これまで何度も描かれてきたレインボーブリッジを空から眺めた後は、豊洲市場で、両手いっぱいに買い物をしながらおいしそうなおすしを堪能するサザエさんが登場。最後には、東京さくらトラム(都電荒川線)、六義園の美しくライトアップされた夜桜など、古き良き名所の中に、新しい現代の顔をのぞかせる。 報知新聞社