山本舞香、アドリブでキスして「賀来

引用元:TOKYO FM+
山本舞香、アドリブでキスして「賀来

俳優の賀来賢人がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「賀来賢人 SUZUKI “KENTO’S CLUB”」。3月17日(火)の放送では、前回に引き続き、女優の山本舞香さんをゲストに迎え、お届けしました。

◆ドラマでのキスシーンは……

会長(※本番組での賀来の呼称)が主演をつとめる現在放送中のドラマ「死にたい夜にかぎって」で、主人公・小野浩史(おの ひろし)役とヒロイン・アスカ役で共演している2人。

本作でのキスシーンについて、山本さんが「キスシーンってすごく緊張するんですけど、賀来さんとは緊張しなかったですね……何でですかね(笑)」とぶっちゃけると、会長は「失礼な話なんだけどね(笑)。オスとしての魅力がなかったのかな?」と自己分析。

本作での会長の役どころが最高にどうしようもないさえない男ということもあって、「何だろう……浩史だったからかな」と山本さん。「キュンキュンするような恋愛ドラマではないじゃないですか。男と女の話で、(原作者・爪切男さんの)実話だからこそ“アスカってどういうキスをするんだろう”って。別にエロく見せるわけでもなく、かっこよく見せるわけでもなく、自然にやりたいなと思ったから、アドリブで。第2話の撮影で監督が『賀来さんに内緒で本番だけキスしてほしい』って。(で、キスをしたら)賀来さんに引かれるっていう……(笑)」と振り返ります。

そのシーンは会長も印象に残っているようで、「俺、完全にビックリし過ぎて、首引いちゃうっていう(苦笑)。恋人同士じゃありえない関係なんだけどね」とコメント。

山本さんからの「首引いていましたよね(笑)。しかもめちゃくちゃビックリしているのに、平静を保っていましたよね」との指摘に、会長は「それが見えちゃうのがまた恥ずかしいよね(笑)」と照れ笑い。そんな第2話でのシーンを、2人して「観返してほしい!」とアピールする一幕も。

◆ドラマ「死にたい夜にかぎって」を親友が絶賛

山本さん演じるアスカは変態に唾を売って生計を立てている女性ということもあって、エモい場面がたくさんあるそう。会長が「胸の奥をギュッと掴まれているような感じがするよね」と話すと、「じゃあ、2話の最後のシーンじゃない? 首ブリッジのとこ」と即座に答えます。

「そうね。アスカが泣いているのに、笑うところ」と同意する会長。山本さんは、「賀来さんとのシーンって、全部リアルに笑っているんですよね。『ワハハ……』って目が引きつっているような嘘の笑い方じゃなくて、普段の山本舞香の笑い方なんですよ。うるさくガハガハと笑っている感じ。それが出せたのが、初めてだったんですよね……芝居を超えて」としみじみ。

一方、会長は「親友が今まで僕が出たドラマ史上『一番好きだ』ってとにかく大絶賛していて。そいつが、『山本舞香ちゃんは、アレが代表作だね』って。で、『お前、山本舞香ちゃんの(出演作)けっこう観てんの?』って聞いたら、『いや、初めて観たけど代表作だよ。抜群だよ、アレは』って」と打ち明けると、山本さんは「初めてなんかいっ!」とツッコミつつも嬉しそう。そんな本作での山本さんの熱演ぶりは、「僕の周りでもみんなベタ褒めですよ」と太鼓判を押していました。

(TOKYO FM「賀来賢人 SUZUKI “KENTO’S CLUB”」2020年3月17日(火)放送より)