志村けん小康状態保つ 不在でもレギュラーは継続

引用元:スポーツ報知
志村けん小康状態保つ 不在でもレギュラーは継続

 フジテレビは27日、新型コロナウイルスに感染し、重度の肺炎で入院中のザ・ドリフターズの志村けん(70)の冠番組「志村でナイト」(火曜・深夜0時55分)について、4月以降は志村不在で放送すると明かした。

 編成担当の石原隆取締役(59)はこの日、定例会見で「3月分はストックがありますが、4月は新しい収録になります。見通しは現在検討中」とした。31日放送分を最後に、4月以降は番組内容をリニューアルする予定だったが、今回の入院でいったん白紙となり、志村が回復次第、検討していく。遠藤龍之介社長(63)は「『バカ殿』をはじめ、昭和の時代から、私も大変お世話になった演者さん。一日も早い回復を祈っております」と話した。

 志村は16日に同番組の収録のため東京・台場の同局を訪れたが、収録前に足をくじいたため滞在時間約30分で帰宅。17日に倦怠(けんたい)感が出始め、その後発熱と呼吸困難の症状が出たため20日に都内の病院に入院した。23日に新型コロナウイルス検査の陽性が判明。現在は別の病院に転院し、肺炎の重症患者の治療の「切り札」と言われる「体外式膜型人工肺(ECMO=エクモ)」を使った治療を受けている。所属事務所は「特に病状に変化はない」としており、小康状態とみられる。 報知新聞社