45巻セットの愛蔵版「100年ドラえもん」、28日から予約受け付け開始

引用元:スポーツ報知
45巻セットの愛蔵版「100年ドラえもん」、28日から予約受け付け開始

 漫画家、藤子・F・不二雄さんの代表作「ドラえもん」の誕生50周年を記念して、12月1日に発売される愛蔵版「100年ドラえもん」(税込み7万7000円)の特典などの概要が27日、明らかにされた。

 「100年―」は、ドラえもんが約100年後の22世紀からやって来たという設定から「その時代の人たちにも、自分たちが読んでいる作品を届けたい」とのコンセプトで誕生した愛蔵版。全45巻で通算発行部数8800万部を誇る「てんとう虫コミックス」が公式セットとして発売されるのは、初めてとなる。

 「100年後もきれいな状態で読むことができるように」との思いから、各所には徹底的なこだわりが見られる。各巻はハードカバーで、本の上部は湿気などを防ぐために金色の塗装をする「天金」と呼ばれる仕様。表面は布張りとするほか、ページが外れにくく、本の喉(内側の奥の部分)まで開きやすい「かがり綴(と)じ」で製本されている「永久保存版」だ。

 さらに付録として、今回初公開のものも含むカラー画集や、ひみつ道具やキャラクターからその登場巻を探すことのできる索引巻「引くえもん」、昨年発売されて話題となった「0巻」の3冊が別冊に。配送時には、ひみつ道具の「タイムふろしき」に包まれて届けうという、にくい“演出”もされるという。

 28日から全国の書店で予約受け付けを開始。購入者は、商品に封入されているハガキで限定の「どこでもドア型本棚」の購入をすることができる(金額は未定)。 報知新聞社