モナコ大公アルベール2世、「チャールズ皇太子をコロナウイルスに感染させたのは私ではない」

引用元:ELLE ONLINE
モナコ大公アルベール2世、「チャールズ皇太子をコロナウイルスに感染させたのは私ではない」

今週イギリスのチャールズ皇太子がコロナウイルスに感染したことを公表した。注目を集めているのは感染経路。この数週間皇太子が公務で多くの人に会っていたことから、王室は「感染経路はわからない」と説明している。でも3月10日(火)にロンドンで開催されたチャリティ組織の会議でモナコ大公アルベール2世と会っていたことが明らかに! 先に大公が感染を公表していたことから、大公から皇太子に感染したのでは? という噂がフランスとイギリスのマスコミで報じられていた。 モナコ大公アルベール2世、「チャールズ皇太子をコロナウイルスに感染させたのは私ではない」 チャールズ皇太子(Prince Charles)GETTY IMAGES 今週、ラジオ番組に電話で出演した大公はこの噂について聞かれると「私とチャールズ皇太子は握手をしていない」。席もチャールズ皇太子から遠く離れていたと説明、噂を全面否定した。大公は笑いながら「挨拶は会釈だけだった。だから皇太子を感染させたのは私ではないと思う」。コロナウイルスの感染が拡大して以来、チャールズ皇太子が握手を避けインドの「ナマステ」のように挨拶するところは度々目撃されている。この会場でも握手はしていなかったよう。 モナコ大公アルベール2世、「チャールズ皇太子をコロナウイルスに感染させたのは私ではない」 3月11日に行われた別のイベントでも「ナマステ」。チャールズ皇太子(Prince Charles)GETTY IMAGES 大公曰く「会場にはたくさんの人がいた。それに皇太子はその後も多くの公務を行っていたと思う。感染する機会はいろいろあった」。大公は自分も多くの人と会っていて、いつ感染したのかわからないと語っている。

ちなみに大公はラジオに出演できるくらい、健康状態は良好だという。今も宮殿の自室で隔離生活を送っているが「少し咳が出る程度で熱も下がった。これが全快の兆しだといいと思う」。大公と皇太子の1日も早い回復を祈りたい。
(text : Yoko Nagasaka)