無観客で解散ライブ「コロナのばかやろー」PRIZMAX島田翼が叫んだ…900人が0人「でも一生懸命伝える」

引用元:中日スポーツ
無観客で解散ライブ「コロナのばかやろー」PRIZMAX島田翼が叫んだ…900人が0人「でも一生懸命伝える」

 ダンス&ボーカルユニット「PRIZMAX」が27日、東京・日テレらんらんホールで解散ライブ「PRIZMAX Live Level 0 ~FINAL~」を無観客で行った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての措置。森崎ウィン(29)は「正直寂しい気持ちもある。でも、感謝しかない。PRIZMAXは心の中で生き続けます」と素直な思いを伝えた。

【写真】PCR検査を受けて消毒

 2013年3月27日にシングル「Mysterious Eyes/GO!」でCDデビューした。リーダーの清水大樹(28)は「全員が新たな道を進むため」とデビュー日での解散ライブにこだわった理由を語った。コロナの影響がなければ、この日900人の客席は満席になるはずだった。ネット配信されたライブの冒頭。島田翼(23)は叫んだ。

 「コロナのばかやろー。でも、一生懸命伝えます」

 ライブはCDデビュー曲でスタート。清水は言う。「ワンマンライブでは新しい姿を見せてきたけど、今回はオリジナル。元の姿を意識している」。歌って、踊って、ラップして、無邪気に白い歯を見せて笑う。無観客の中でも全力投球、全力疾走した。ライブ中盤の「春空」では、メンバー同士で涙ぐむ場面もあった。

 最終盤はファン投票で選ばれた3位「HUG&KISS」、2位「カフェオレ」、1位「Three Things」を続けて歌唱、ラストはメンバーが選んだ「my girl」を熱唱し全15曲を駆け抜けた。森崎は「音楽に出会い、好きになったのもこのグループのおかげ。親友ができたのもこのグループのおかげです」とはなをすすりながら結んだ。それぞれ新たな道に進む6人は最後に手をつなぎ「ありがとうございました」と深々と一礼した。