長嶋一茂 野村克也さん宅での秘話 サッチーと2人きり「俺はリビングでずっと…」

長嶋一茂 野村克也さん宅での秘話 サッチーと2人きり「俺はリビングでずっと…」

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(54)が13日、テレビ朝日「ザワつく!金曜日」(金曜後8・57)に出演。2月11日に虚血性心不全のため84歳で亡くなった元プロ野球監督の野村克也さんとの秘話について語った。

 この日、番組終盤で野村さんのことを語り出した一茂。「やっぱり、凄いのは、サッチーへの愛ですよ。サッチーへの愛をずっと貫いたっていうのが、俺は凄いなって思ってる」と、2017年に85歳で亡くなった野村さんの妻・沙知代さんとの“おしどり夫婦ぶり”について話した。

 続けて、野村さんが南海ホークスで選手兼任監督時代、沙知代さんが毎試合、監督室に来て選手に説教をしていたことが原因で球団から「サッチーをとるか、監督をとるか」と迫られたというエピソードを披露。「ノムさん、即決でサッチーを選んだ。昭和の頑固オヤジって、仕事に対して一徹で家族を顧みないイメージ。でも、ノムさんは奥さんをとった。あんな好きな野球を奥さんのために辞められたことは凄いことだと思う」と熱く語った。

 また、現役時代に野村さんの自宅を訪れたという一茂。「田園調布の自宅に行って野村監督と会う予定だったんだけど、ノムさんが(自宅に)まだ帰ってきてなくて、サッチーと2人きり。俺はリビングでずっと固まってる。時間になっても帰って来ないからサッチーが電話して『アンタ、何やってるのよ!一茂くんが来てるのに遅れてるとは何事よ!』って言ってた」と振り返り、その時の心境を「ちょっと気まずい。俺のせいで(自宅に来たことによって)怒られてるから」と明かした。

 それでも最後は「(野村さんと)何を話したか、(野村さんの自宅へ)何をしに行ったかは全く覚えてない」と言って、笑っていた。