「とくダネ!」小倉智昭を凍り付かせたハワイ在住・相原勇の生電話

引用元:東スポWeb
「とくダネ!」小倉智昭を凍り付かせたハワイ在住・相原勇の生電話

“神回”か“放送事故”か? 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月末まで外出制限下にあるハワイ在住のタレント・相原勇(52)が26日朝、情報バラエティー「とくダネ!」(フジテレビ系)に生電話で出演した。現地の様子を踏まえて日本に警告を発するという趣旨だったが、思わぬ展開にスタジオが凍り付いた。

 7年前に再婚相手とハワイに移住し、ツアーガイドとして暮らしている相原は、街から人影が消えて備蓄食料で過ごす日々について「不安ですよ。だってずっとうちから出られないんですよ。ノイローゼになります」と語り「収入ないですもん。めちゃめちゃ厳しいです」と、観光客がおらず仕事のない現状を死活問題と嘆いた。

 日本でも、東京五輪延期が決まった途端、東京都の感染者が2日続けて40人を突破。小池百合子都知事がロックダウン(首都封鎖)の危機があるとして、週末の外出自粛を求めた。

 相原は「表に出られないって日本語聞くでしょ? だけどアメリカ人や欧米人は捉え方が違う。私も国際結婚で、それが合わなくて離婚したんで…」といきなり話が脱線し始め「今のハワイ、ほんまに人がいません。小倉さん、ラーメン屋さん(ラーメンなかむら)もあるでしょ? ラーメン屋さんオープンしてたの。でもレストランの中で誰もお客さまがいない」と、司会の小倉智昭(72)が現地で経営するラーメン店が開店休業状態だと暴露した。

 思わぬ展開にスタジオにはピーンとした緊張感が張り詰める。相原はなおも「ラーメンのテークアウトってどう思います、小倉さん? だって人件費とか光熱費とか真剣に考えると、今のこの状況でオープンしてる意味ないですよね。あの利益が…」と指摘。

 小倉は困惑しながらも「いや、お客さんあまり来ないですよ。だから店完全に閉めようかって話になってますよ。ホノルルの空港に降りる観光客が、この時期は一日に5000人はいるはずなんですが、今ほとんどいないわけでしょ。そしたら閑散としてて当然なんですけど」と説明した。

 小倉は「東京もね、いよいよ週末から外出自粛とかって話になってんですけど。まだまだ東京はぬるい?」と話を戻そうとする。

 それまで広島弁で話していた相原は突然「いや、その前からなってんねんハワイは」と関西弁で答えると「あ~もうごめん。小倉さん、小倉さんだからお父さん言っていいですか?」と前置きし「日本人ゆるい。だから、花見? なんやねんみたいな。ニュース見てても。ごめんなさい。20年以上外国に暮らしてると」と、日本のウイルス対策の甘さを指摘した。

 その後、日本の健康保険制度のすばらしさを唱え、今度は「だからそういう部分でハワイはえ~っと、本当に観光とウエディング、それしか稼ぎようがないんですよ。この島は。島ですから」と訴えた。

 小倉が「相原さんも今そういう仕事してるじゃないですか? 収入ゼロだよね」と尋ねると「あ、だから言葉の勉強。うん大手観光協会のツアーガイドしてましたけど、4月30日まで全キャンセルというメールが届きました」と惨状を報告した。

 最後に小倉は「旅行社はだいたい営業しちゃいけないって、1か月間。そういう話になっています。どうもありがとうございました。また何かあったらそのうち連絡します」と“大人の対応”をして電話を切った。

 伊藤利尋アナ(47)は、その場をとりつくろうように「陽気に」と相原の印象を語ったが、コメンテーターで社会学者の古市憲寿氏(35)は「相原さんってああいう人でしたっけ? あんなしゃべり方する人でしたっけ?」としきりに首をかしげた。

 相原は酔っ払ったような口調のうえ、話が脱線するなど、予定調和を乱す生電話にネットは騒然。「ラリっているのでは?」「放送事故だ」などと指摘する声が相次いだ。