2020年3月24日（火）、イベント「GUNDAM FAN GATHERING -『閃光のハサウェイ』 Heirs to GUNDAM-」がYouTubeで配信されました。元々は東京・Zepp DiverCityでのファンイベントが企画されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響でネット配信に変更。
このイベントでは、劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』（以下、閃光のハサウェイ）の新キャスト・主題歌アーティストの発表がされることが伝えられていました。メインキャラクターを演じる3名のほか、声優の古谷徹さん（アムロ・レイ役）・池田秀一さん（シャア・アズナブル役）も登壇。
イベント冒頭では、古谷徹さん、池田秀一さんが1988年公開の劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の思い出を語りました。ふたりが『逆襲のシャア』の名場面を改めて実演するというシーンも。
『閃光のハサウェイ』は、富野由悠季氏による1989年発行の同名の小説が原作です。アムロとシャアとの戦いに一旦決着が着き、『逆襲のシャア』は「最後のガンダムになるかもしれない」と言われることに。しかし、KADOKAWAの担当者がハサウェイ・ノアという人物のその後に着目し、富野氏に小説という形で発表することを提案したとのこと。小説発表当時からアニメ化を希望する声はあがっていましたが、実現するまでに30年以上の年月がかかりました。
主人公のハサウェイは、ブライト・ノアとミライ・ヤシマの息子です。初登場は『機動戦士Zガンダム』。『閃光のハサウェイ』に連なる、『逆襲のシャア』では、声優の佐々木望さんがハサウェイを演じました。
ヒロインのギギ・アンダルシア (C)創通・サンライズ
メインキャストが決定ファンの間では、劇場アニメ『閃光のハサウェイ』でも佐々木望さんの続投が望まれていましたが、3月17日（火）、プロデューサーがコメントを発表。
「今回、映画『閃光のハサウェイ』を製作するにあたっては、メインキャスト、モビルスーツ・キャラクターデザイン、音楽等をリニューアルして臨みます。理由としては、40周年を迎えたガンダム最新作として世界展開を見据えた上での制作・演出上の都合での変更となります」
同日に佐々木望さんもTwitterを更新し「さあっハサウェイやるぞーっ！」「えっわっ私じゃない？？ ふえええええーーーーーごふっ」と冗談まじりの投稿で注目を集めました。その後、「私見です。私たち声優は役を所有しません」「作り手のかたから『この役を演じてほしい』と求められてはじめて私たちは声優として存在できる、ほとんどの場合はそのような受け身の仕事です」とコメント。キャスト変更にあたっては「とはいえ、寂しいなあというのは正直なところなんですけどね！」ともつづっています。
佐々木望さんやファンの思いを受け、新たにハサウェイを演じることになったのは、小野賢章さん。ヒロインのギギ・アンダルシア役に上田麗奈さん、ハサウェイのライバルであり親友となるケネス・スレッグ役に諏訪部順一さんが決定しました。
劇場アニメ『閃光のハサウェイ』の公開は 7月23日（木・祝）。ガンダム40周年を彩る新作に、期待が高まります。
(C)創通・サンライズ マグミクス編集部
『閃光のハサウェイ』メインキャスト発表 小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一
引用元：マグミクス
