松雪泰子 「川嶋佳子」のギャップに驚嘆、役とシソンヌ・じろうのコントは「全然違っていた」

松雪泰子 「川嶋佳子」のギャップに驚嘆、役とシソンヌ・じろうのコントは「全然違っていた」

 女優の松雪泰子(47)が24日、都内で行われた主演映画「甘いお酒でうがい」(監督大九明子)の大ヒット祈願イベントに出席。共演者の黒木華(30)、清水尋也(20)と4月10日の公開日に向けて、鏡開きした。

 お笑いコンビ「シソンヌ」のじろう(41)による小説の映画化。じろうがコントネタで演じてきた40代の独身女性「川嶋佳子」が日記につづった517日間の日常を描く。じろうは脚本も手掛けた。

 松雪はオフ中に出演依頼があり、「まさか自分にお話を頂けるなんて思わなかった」と笑顔。「凄く、じろうさんの言葉が美しくて。何て詩的でユーモアがあってかわいらしくて。いい行間がたくさんあることによってイマジネーションが広がっていく脚本。読んでいくだけでストーリーの中に没入していく感覚というか、一本読むだけで映画を楽しんだような感覚になるくらい素敵」と持ち上げた。

 ただ、コントネタの「川嶋佳子」については、演じるまでは「あまり、存じ上げておりませんでした」と正直に告白。脚本を読んだ後に、動画をYouTubeで見たら「全然違っていたのでビックリしてしまいました。これはこれで違う世界なんだな」とギャップに驚いた。

 二回り以上も年下で恋人役を演じた清水は、オファーを受けた際、「一気に緊張が走りました。僕で!?」と耳を疑ったといい、マネジャーに「(相手は)松雪泰子さんって言いました?」と聞き直したほど。

 一方で「恋愛に年齢は関係ない」と強調すると、松雪も「清水君がすごくナチュラルで…楽しかったです」と撮影を振り返った。

 この日は、新型コロナウイルスの感染拡大防止で一般招待客は入れずに、客席は取材陣だけ。タイトルにちなんで、「ハマっている甘いものは何か?」の質問に清水は「イチゴパフェ。甘いもの大好きで、凄くパフェが好きで。いろんな(食感の)層が楽しめて、特別感が凄くあって、特にイチゴが好きなんで」と回答。

 黒木は「チョコとかが好きですね。あと甘いミカンが好きです」。

 司会者が「松雪さんは?甘いものでも、甘い恋の話でも」と振ると、松雪は「甘い恋の話?あったらいいですね」と笑った後、「私もこの間、イチゴパフェ食べました。あっ春だ、イチゴだな~と。あと干しいも」と答えた。