桑田佳祐「コロナに負けるな!」テレワーク風ラジオ特番で生歌ライブ披露

引用元:TOKYO FM+
桑田佳祐「コロナに負けるな!」テレワーク風ラジオ特番で生歌ライブ披露

桑田佳祐が出演する民放ラジオ101局特別番組「WE LOVE RADIO, WE LOVE MUSIC 桑田佳祐のお家でRADIO~こんな時こそラジオでSMILE!~ supported by SUUMO」が、3月20日(金・祝)にオンエア。この番組でしか聴けないライブ演奏をたっぷりとお届けしました。ラジオの魅力を発信するために2017年にスタートした民放ラジオ101局統一キャンペーン「WE LOVE RADIO」。当初は、桑田佳祐の東北でのライブイベントの模様を放送する予定で準備を進めていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響から企画段階でライブは中止に。

多くの人たちが外出を控えるなどの自粛を余儀なくされるなか、日本全国誰もが自宅で楽しめるラジオで、桑田がテレワーク風にエンターテインメントを発信。今回は緊急特別企画として、桑田にとって“第二のお家”とも言える、数々の名曲を生み出してきたビクタースタジオを我が家に見立て、さまざまなセッションライブを披露しました。

「あなた~、お茶ですよ」とほのぼのとした雰囲気で登場したのは、原由子さん(Key)。桑田の「1曲やろうか」との音頭で、斎藤誠さん(Gt)も加わり、「それ行けベイビー!!」でオープニングを飾ります。軽快なギターのカッティングにのせて、桑田は伸びやかな歌声を響かせます。

チャイムが鳴り、訪ねてきたのは片山敦夫さん(Key)。4人編成で披露したカバー曲、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」では、桑田と原さんが息ぴったりのハーモニーで、歌謡ムードへと誘います。

さらに、山本拓夫さん(Sax)と金原千恵子さん(Violin)が加わり、「鏡」「大河の一滴」と立て続けに披露。続いて、「THE COMMON BLUES ~月並みなブルース~」では、桑田がパワフルなシャウトで畳みかけます。

番組中盤には、リスナーから寄せられたメッセージの紹介も。「こんな企画を待っていました! 新型コロナウイルスの発生以降、日本全国が“SMILE不足”の赤信号です。桑田さんの歌声で、ウイルスなんか吹き飛ばしてください!」との声に、桑田がセレクトしたのは、「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」。アップテンポなビートにのせて歌い上げ、グイグイと“桑田ワールド”へと引き込んでいきます。曲間や締めに「みんな頑張っていきましょう」「コロナに負けるな!」とメッセージを織り交ぜる桑田。

さらに、「みなさん、もう少しの辛抱ですから、みんなで協力し合って今の状況を乗り越えましょう。次の曲は、お客さんの前で披露する日が来るといいなと思っておりますので、今日は音源で聴いてください」との言葉とともに届けたのは、「SMILE~晴れ渡る空のように~」。この曲は、東京オリンピックの開催までちょうど半年となった1月24日(金)にテレビの民放キー局5社をはじめとする全国の系列計114局による共同番組「民放同時放送!一緒にやろう2020大発表スペシャル」で初披露された民放共同企画“一緒にやろう”応援ソングです。

そして一転、「いとしのエリー」では、ムード満点にしっとりと歌い上げます。さらには、ザ・ビートルズの「Nowhere Man」で洋楽カバーの披露も。最後に、桑田は「世間では、いろいろなイベントやコンサートが泣く泣く中止となり、本当に大変なことになっています。ですけど、我々サザンオールスターズとして、ここにいる仲間たちと、また近いうちにライブに行きますのでね。早く(新型コロナウイルス感染拡大が)終息しますように、切にお祈りしております」と話し、「明日へのマーチ」でライブを締めくくりました。

(桑田佳祐が出演する民放ラジオ101局特別番組「WE LOVE RADIO, WE LOVE MUSIC 桑田佳祐のお家でRADIO~こんな時こそラジオでSMILE!~ supported by SUUMO」3月20日(金・祝)放送より)