嘘をついたのはカニエだった? テイラー・スウィフトとカニエ・ウェストの会話データが流出

引用元:ELLE ONLINE
嘘をついたのはカニエだった? テイラー・スウィフトとカニエ・ウェストの会話データが流出

2016年、カニエ・ウェストがシングル「Famous」の中でテイラー・スウィフトのことを「俺があのビッチを有名にしてやった」と歌って物議を醸した。テイラーは「この歌詞は知らされていなかった」と主張、それに対してカニエとキム・カーダシアンは「テイラーには電話して事前にこの歌詞を教えていた」と反論した。特にキムはテイラーを嘘つきを意味するヘビに例え、非難していた。

【写真】スーパースターたちの不仲列伝15

その問題の電話の会話がついにネット上に流出! カニエは電話で「次のシングルを君にツイートしてもらいたい」と依頼、「Famous」がテイラーについて歌ったものだと説明している。テイラーが歌詞の内容について質問するとカニエは「ちょっとエミネム風なんだ。心の準備をしてくれ」。テイラーが「意地悪な歌詞なの?」と尋ねるとカニエは「”テイラー・スウィフトは俺にセックスの貸しがある”と歌ってる」と笑いながら答え、他にも「俺はまだ、テイラーといつかセックスするような気がする」というフレーズがあると教えている。テイラーはこれに「意地悪ではないわ。”バカで間抜けなビッチ”と言われているのではなくてよかった」と答えている。 嘘をついたのはカニエだった? テイラー・スウィフトとカニエ・ウェストの会話データが流出 テイラー・スウィフト(Taylor Swift)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)GETTY IMAGES さらに会話の後半でカニエは「俺が彼女を有名にしてやった(I made her famous)」というフレーズが歌詞にあることを明かし、どう思うか尋ねている。テイラーは「そう歌ったの?」と戸惑いつつも「あなたは自分に起きたことを自分の経験したように語ればいい。あなたは本当にあのときまで私のことを知らなかったのだから。私がその前に700万枚のアルバムを売っていたとしても関係ない」。テイラーの言う「あのとき」とは2009年のMTVビデオミュージックアワード。彼女のスピーチにカニエが乱入し「この賞はビヨンセが取るべきだった」と発言、長年の確執の発端になった事件である。テイラーはこの事件で自分が有名になったわけではないと指摘しつつも「私のことを知らなかったのだから仕方がない。曲を聞くのを楽しみ」と答えている。

でも実際にリリースされた歌詞は「俺はまだ、テイラーといつかセックスするような気がする。なぜって俺があのビッチを有名にしてやったから(Why? I made that bitch famous”)」。電話で話した歌詞から変えた上、テイラーが「言われているのではなくてよかった」例としてあげた「ビッチ」という単語をわざわざ入れている。

「Famous」がリリースされキムがテイラーを非難したとき、カニエのファンや一部のマスコミから「嘘つき」だとバッシングされたテイラー。でも結局のところ嘘をついていたのはカニエとキムだったもよう。2人がこれにどう反応するのか要注目。
(text : Yoko Nagasaka)