アンジュルム室田瑞希、異例の無観客卒コン「ライブできることに感謝」【手紙全文】

引用元:オリコン
アンジュルム室田瑞希、異例の無観客卒コン「ライブできることに感謝」【手紙全文】

 ハロー!プロジェクト所属グループが総出演する春恒例のライブイベント『Hello! Project ひなフェス 2020』(20~22日)が無観客で行われ、22日の最終公演「アンジュルムプレミアム」をもって、アンジュルムの3期メンバー・室田瑞希(21)がグループおよびハロプロから卒業した。この模様はCSテレ朝チャンネル1で生放送された。

【写真】室田瑞希のソロ歌唱に同期の佐々木莉佳子は号泣 モー娘。らライブ写真も

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当初、東京・明治神宮会館で開催予定だった6公演のうち3公演を無観客で実施し、その模様を生中継。都心で桜が満開となったきょう22日、アンジュルムがメインアクトを務め、室田の卒業公演も兼ねた「アンジュルムプレミアム」公演が行われた。

 アンジュルムが先陣を切り、ハロプロ研修生、BEYOOOOONDS、つばきファクトリー、こぶしファクトリー、モーニング娘。’20が次々とパフォーマンス。アンジュルムの楽曲をカバーするコーナーでは、BEYOOOOONDSがエキゾチックな「恋はアッチャアッチャ」を、Juice=Juiceが「Uraha=Lover」を披露、ソロコーナーでは抽選で当たりくじを引いたアンジュルム最年少の橋迫鈴(14)がフレッシュに「ハピネス ~幸福歓迎!~」をカバーした。

 全グループの出演を終えたところで、ステージには淡いピンクのロングドレスをまとった室田が登場。ファンやメンバーへ向けた感謝の手紙を読み上げ、同期の佐々木莉佳子に向けて「泣き虫なさっちゃん! 加入当時は本当に沢山喧嘩していたけど、喧嘩するほど仲が良くて、いつの間にか私の中で戦友って感じでした!」とメッセージ。リーダーで先輩の竹内朱莉には「たけさんは、本当に尊敬している先輩です! たけさんの言葉に、沢山助けられました!私と出会ってくれてありがとうございます!」と感謝し、「アンジュルムとして活動してきた約5年間、本当にありがとうございました!」とファンにも想いを伝えた。

 室田は「悲しいときや、落ち込んでしまう時に聞いて励まされた曲」として、「君だけじゃないさ…friends」を目をうるませながらも伸びやかな声でソロ歌唱。メンバーも合流すると、室田ら3期メンバーにとっては初参加シングルとなった思い入れの深い楽曲「大器晩成」、落ちサビをはじめ室田が印象的なパートを担う「46億年LOVE」、そしてラストナンバー「友よ」など5曲を無観客とは思えない熱量でパフォーマンスした。

 最後は全出演者がステージにそろい踏み。室田が「アンジュルムでの約5年間、本当にありがとうございました!」と笑顔であいさつし、異例の卒業コンサートを締めくくった。

 室田は2012年3月、ハロプロ研修生として加入。14年10月、スマイレージ(同年12月、アンジュルムに改名)の3期メンバーとして加わり、15年2月にアンジュルム第1弾(通算18枚目)「大器晩成/乙女の逆襲」でシングルに初参加。以降、歌唱・パフォーマンスの両面で中心的な存在となった。卒業後も芸能活動は続け、「グループでの経験を活かしつつ、新しいジャンルへも挑戦して表現の幅を広げていきたい」としている。

 きょう22日深夜0時からは室田瑞希ソロバージョンの「君だけじゃないさ…friends」が音楽配信サイトで順次配信リリースされる。室田の手紙全文およびセットリストは以下のとおり。