臨時休校で新しい発見 見方変えたら良い春休み

引用元:日刊スポーツ

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

新型コロナウイルスの感染拡大で臨時休校のため、うちの小学1年生の息子も自宅にいる日々が続いている。本来は一日中、自宅待機をしなくてはいけないのかもしれないが、先生の了解のもと、午前中は1年生の復習など自習し、午後は学習塾や習い事も休校だったりするので近所の公園でクラスメートと遊ぶ日々を送っている。家庭によって環境はさまざまなので、一概には言えないが、視点を変えて、この状況をポジティブに捉えてみたら、多くの新しい発見をすることができた。

確かに、親の負担は増えた。しかし、息子は天気が悪く外で遊べない日以外は、とても満喫している様子だ。大人たちが心配するほど悲壮感もなく、むしろ友達とケンカしたり、いたずらをして怒られてみたり、遊びの中で友情を深め、社会性を養うことにつながっているようにも見える。

一方で、親としても子どもと向き合う時間が増えたことによって、気付いていなかったことや見落としていたこと、学習で足りないところを再認識することができ、子どもとの距離感を縮められたような気がする。時間がたっぷりあることによって家の手伝いも以前よりもしてくれているようだ。少しだけ見方を変えてみたら、良い春休みのようにも思えてきた。