北海道在住の3人組バンド、KALMA（カルマ）が7曲入りのミニアルバム「TEEN TEEN TEEN」でメジャーデビューした。作詞、作曲を手掛けるボーカルの畑山悠月（19）ら全員が同級生の19歳。10代ならではのフレッシュな楽曲が並び、畑山は「今が一番楽しい。同世代はもちろん、年上の人も懐かしくて胸に刺さるはず」と期待を込めた。
高校生だった2016年から音楽活動を始め、17年からこのメンバーに。学校に行きながら全国でライブを行い、「田舎にある高校にテレビカメラが来て。先生も喜んでた」と地元で注目を集めた。卒業後1年足らずでメジャーにこぎつけ、「活動の幅が広がって、音楽好きな人に発見してもらえる機会が増える」と喜ぶ。
アルバムは初のラブソングや母への感謝をつづった「コーラ」など、「ひたすら元気な曲からゆっくり聴きやすい曲まで、聴き応えあります」と緩急をつけた。3曲目の「1分間の君が好き」ではタイトル通り1分間の曲を「せーの！！」で一発録り。「ライブ感を出したかった」と勢いをそのまま音源にした。
いずれもメロディーの構成や歌唱法は一度聴いたら忘れられない個性があり、「時間をかけて歌のクセを作った。いい意味できれいじゃないところが好きです」と胸を張る。メジャーに合わせ、バンド名も「－KARMA－」から検索しやすい「KALMA」に改め、とっつきやすい環境を整えた。
今後は「メディアとタイアップして露出を増やしたい」と意気込み、サンリオの男の子キャラクター6人によるバンド「はぴだんぶい」に初めて楽曲を提供するなど、ユニークな活動も手掛けた。春のワンマンツアー（一部日程を延期）は既にソールドアウト。「静岡や三重とかもっといろんな地方を回りたい。47都道府県ツアーが目標です」と話した。
全員19歳の北海道在住3人組バンド「KALMA」がメジャーデビュー「静岡や三重とかも」目標は47都道府県ツアー
引用元：中日スポーツ
