短期戦のセミファイナル 激化するボーダー付近の攻防戦/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
短期戦のセミファイナル 激化するボーダー付近の攻防戦/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナル」、3月21日1回戦に出場する4選手を発表した。各チーム16試合行う短期戦のセミファイナルは、早くも5日目。上位4チームまでがファイナル進出となるが、ボーダーライン付近の争いは、さらに激化する。

【中継映像】沢崎・白鳥・瀬戸熊・瑞原

 現在、ファイナル進出となる上位4位のぎりぎりにいるのは、KADOKAWAサクラナイツ。すぐ下の5位には、セミファイナルから一気に調子を上げたU-NEXT Piratesがいる。その差は46.4ポイント。1試合の結果で十分にひっくり返る範囲だ。逃げ切りを狙う方からすれば、やはり100ポイント差が一つの目安となる。

 現在6位から追いかけるTEAM雷電は、ボーダーの4位まで270.6差と離されてきた。残り5日間、10戦の中で確実にというよりは、1日で一気に縮める日を作りたい。初日にKADOKAWAサクラナイツ、2日目にU-NEXT Piratesが1日2勝を決めたが、TEAM雷電も同様に反撃の狼煙を上げられるか。

 渋谷ABEMAS、ついに首位・セガサミーフェニックスの背中が見えてきた。トップ1回で首位浮上できる位置まで来ただけに、チャンスは逃したくないところだ。

【3月21日1回戦】

KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟) 個人5位 +234.3
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人4位 +290.2
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人12位 +20.9
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦) 個人17位 ▲101.8

※成績はレギュラーシーズン

【3月20日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +175.2(6/16)
2位 渋谷ABEMAS +138.6(6/16)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +98.6(6/16)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +90.0(4/16)
5位 U-NEXT Pirates +43.6(4/16)
6位 TEAM雷電 ▲180.6(6/16)

※レギュラーシーズン成績から1/2を持ち越し

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。