咲くか、冬桜 内川幸太郎、首位奪回託され先発出場/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、12月9日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、KADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎(連盟)。EX風林火山と首位争いを続けるチームを、再び首位に引き上げられるか。

【中継映像】サクラのプリンス・内川幸太郎、勝利で咲けるか

 内川は新規参戦チームのドラフト1位指名を受け、今期からリーグに参加。大ベテランの沢崎誠、モデル雀士・岡田紗佳(いずれも連盟)が奮闘する中、3人の中では唯一のマイナスポイントとなり、本来の力を十分に発揮できていない。近年、確実に麻雀界の地位を上げてきたプリンスが、Mリーグの大舞台でもいよいよ地力を出すか。

 リーグ2年目で苦戦をしているのは赤坂ドリブンズの鈴木たろう(協会)。チームも一時は中間順位まで浮上したが、再び最下位に戻ってしまった。独特な感性による打牌選択がファンを魅了する鈴木が、圧倒的な強さを発揮できるか。

 昨期と比べて奮闘ぶりが目立つのはセガサミーフェニックスの魚谷侑未(連盟)。実力派が揃う厳しい卓に入ることも多いが、個人11位の+24.7とプラス域で粘っている。徐々に慣れてきた勝利のポーズを今夜も出せれば、チームも下位から脱出する。

 U-NEXT Piratesをポイント面で引っ張っているのは石橋伸洋(最高位戦)。昨期は苦しんだものの、今期は高い連対率を誇り、チーム内でのポイントゲッターになっている。+100超えの3チームと、マイナスの5チームという構図を打開できるとすれば、それは石橋のトップだ。

【12月9日1回戦】

赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会) 個人25位 ▲102.1
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟) 個人20位 ▲72.3
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人11位 +24.7
U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦) 個人9位 +66.4

【12月8日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +190.5(44/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +135.5(42/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +108.1(44/90)
4位 U-NEXT Pirates ▲2.9(42/90)
5位 渋谷ABEMAS ▲8.3(44/90)
6位 TEAM雷電 ▲88.7(44/90)
7位 セガサミーフェニックス ▲150.1(42/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲184.1(42/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。