「陰陽師」佐々木蔵之介主演でSPドラマ化!市原隼人・剛力彩芽ら共演

「陰陽師」佐々木蔵之介主演でSPドラマ化!市原隼人・剛力彩芽ら共演

 作家・夢枕獏の大ヒット小説を佐々木蔵之介主演で映像化した、ドラマスペシャル「陰陽師」が、3月29日(よる9:00~11:05)にテレビ朝日系で放送されることが明らかになった。

2001年に野村萬斎主演でも映画化『陰陽師』

 平安時代の陰陽師・安倍晴明を主役にした「陰陽師」シリーズは、全世界総発行部数800万部を突破する、夢枕獏の代表作のひとつ。野村萬斎主演の映画版など、さまざまな派生作品が生み出され、“晴明ブーム”のきっかけとなった。今回のスペシャルドラマでは、シリーズ最強の敵・平将門が登場する長編作品「陰陽師 瀧夜叉姫」を初めて映像化する。 佐々木ふんする晴明の相棒・源博雅(みなもとの・ひろまさ)役を務めるのは市原隼人。市原は2003年公開の映画『陰陽師II』にも出演しており、役柄こそ異なるが、再び「陰陽師」の世界に帰ってくる。さらに、二人が出会う医者・祥仙の助手で物語のカギを握る女性・如月を剛力彩芽が演じる。 また、晴明と互角の力をもつ陰陽師・蘆屋道満(あしや・どうまん)役で竹中直人が出演。そのほか、本田望結(露子姫)、齋藤めぐみ(蜜虫)、橋本じゅん(賀茂保憲)、酒向芳(平貞盛)、笛木優子(桔梗)、金子昇(橘 実之)、秋沢健太朗(平維時)、南出凌嘉(けら男)、九十九一(藤原忠平)、奥田達士(源 経基)、川野太郎(小野好古)、大出俊(賀茂忠行)、菅田俊(平将門)、升毅(祥仙)、寺田農(浄蔵)、国広富之(俵藤太)らが顔を揃える。 脚本は、大河ドラマ「八重の桜」や「相棒」シリーズなどの山本むつみ。監督は映画『影踏み』『花戦さ』『月とキャベツ』など、多くの作品を手掛ける篠原哲雄が担当する。(編集部・入倉功一)佐々木・市川・剛力のコメントは以下の通り。佐々木蔵之介(安倍晴明役)安倍晴明を演じるにあたっては善悪を決めないでおこうと思いました。“悪者を懲らしめる”というのではなく、学者であり、学問や音楽もたしなむ晴明という陰陽師が、“科学的に謎を解明していく”、そこだけに興味をもとうと。今回の物語でも、決して将門が悪人だとは思っていないんです。なぜ彼が復活することになったのか、その理由を科学的に考えていこうと思って撮影に臨みました。

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