生田斗真、20日ぶり舞台再開「一緒に乗り切りましょう」

引用元:スポーツ報知

 俳優の生田斗真(35)が主演する劇団☆新感線の舞台「偽義経冥界歌」が19日、東京・赤坂ACTシアターで20日ぶりに公演を再開した。先月24日に開幕した後、新型コロナウイルス感染拡大の影響で同28日から休演。再開は前日発表ながら、観劇ファンによると最大収容1324席の会場には目立つほどの空席はなく、生田らキャストはカーテンコールで「一緒に乗り切りましょう」などと呼びかけたという。

 劇場入り口に赤外線サーモグラフィーカメラが設置されるなど、11項目の感染拡大防止策を打ち出して決行した上演。「(観劇を)迷いましたけど、来て良かったです」(女性ファン)など上演後は一様に再開に対して歓迎ムードだった。

 先月26日に政府が全国的にイベント自粛を要請し、今月10日にさらに10日ほど延長を要請。「偽義経―」は2度目の政府方針が発表された後、大規模公演では初の公演再開だった。

 今公演以外でも、再開に向けての動きが増えている。東京・PARCO劇場は19日、新型コロナウイルス感染防止に向けた14項目の対策を講じて俳優・渡辺謙(60)が主演する舞台「ピサロ」を20日から上演すると発表。20日には劇団俳優座「マクベスの悲劇」(東京・俳優座5階稽古場)が上演するほか、元欅坂46・今泉佑唯(21)主演の「あずみ~戦国編~」(Bunkamuraシアターコクーン)、帝国劇場、シアタークリエ、日生劇場も20日から公演を再開させる。 報知新聞社