引用元：中日スポーツ
5月から7月まで3カ月連続で東京・歌舞伎座で行われる市川海老蔵（42）の十三代目市川團十郎白猿襲名披露興行の全演目と配役が19日、決まった。
海老蔵の長男・堀越勸玄君（7）が八代目市川新之助として初舞台を踏む7月公演の第二部には、長女・麗禾ちゃん（8）が、舞踊家市川ぼたんとして出演することが新たに決まった。親子共演はしないが、市川右團次（56）、中村獅童（47）と「團十郎娘」で舞踊を披露する。本公演で歌舞伎座の舞台に立つのは初めてになる。
また、5月に團十郎が弁慶を演じる「勧進帳」の富樫は松本幸四郎（47）、義経は市川猿之助（44）、6月の「勧進帳」は富樫が片岡仁左衛門（76）、義経は坂東玉三郎（69）。5月に團十郎が助六を演じる「助六」では揚巻を尾上菊之助（42）、7月の「助六」では揚巻を中村七之助（36）が務める。
ほかの主な演目と配役は次の通り。
▼5月 「祝成田櫓賑」梅玉、時蔵、鴈治郎、「仮名手本忠臣蔵 一力茶屋の場」白鸚、松緑、雀右衛門、「対面」吉右衛門、幸四郎、菊之助▼6月 「二人三番叟」猿之助、勘九郎、「三笠山御殿」雀右衛門、芝翫、「暫」團十郎、菊五郎、吉右衛門、「外郎売」新之助、左團次、「鳴神」愛之助、七之助▼7月 「矢の根」幸四郎、「二人道成寺」團十郎、勘九郎、菊之助、「男伊達花廓」團十郎、梅玉、「山姥」團十郎、新之助、玉三郎、「景清」團十郎、愛之助、「楼門五三桐」白鸚、梅玉。公演日程は5月3～27日、6月1～25日、7月1～20日（三部制）。
