金爆・鬼龍院翔 新型コロナでライブ続々延期も「生の声を届ける機会もらえて感謝」

引用元:TOKYO FM+
金爆・鬼龍院翔 新型コロナでライブ続々延期も「生の声を届ける機会もらえて感謝」

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。3月16日(月)からの1週間はサプライズウィーク。たかみなが休演のため、3月17日(火)の放送は、火曜日レギュラーMCの若新雄純さんとゲストのゴールデンボンバー・鬼龍院翔さんが「アイデアの実現の仕方」をテーマにトークしました。

“楽器を弾かないヴィジュアル系バンド”という新境地を切り拓いたゴールデンボンバー。以前からファンだったと公言する若新さんは「目からウロコだった。(先人を)超える、超えないではなく、いい意味で横にズレるというか」と伝えます。

鬼龍院さんは「みんなはどう思うかわからないけど、俺は世界一カッコイイことをする」というポリシーを持ち続けてきたと言います。とはいえ、独自の世界を構築することは下手すると“村八分”状態になりかねないだけに、「中途半端にやらなければ大丈夫」という思いで、信念を貫いたそう。

独自のバンド形態を続け、世間に受け入れられてきたと実感したのは、別ジャンルのミュージシャンと一緒に食事をした際にかけられた「紅白で初めて観たとき大嫌いだった。でも3回目の出演から大好きになったわ」という言葉。

「最初はふざけていると思われても、2年、3年同じことをしていれば『コイツら、本気なのかな』と見方を変えてくれる。1年でやりたいことを理解してもらうのは難しい。一瞬で理解させるのは無理なんです」と、継続の大切さを鬼龍院さんは説きます。

ファンとの信頼関係も、長い期間かけて築き上げてきたという鬼龍院さんが心がけていたのは、「可能な限り心情をオープンにし、嘘をつかないこと」。「正直にやってきたら、お客さんが『コイツは嘘をつかないのかも』と最近思ってくれるようになった。トラブルが起こるとごまかしたくなる気持ちもわかるけど、一度でもうさんくさい人になると積み上げてきたものがダメになる。だから、決して“うさんくさいこと”はしなかった」と笑います。

現在、新型コロナウイルスが猛威を振るう状況に終息が見えず、音楽業界にも大きな影響を与えています。若新さんが「このご時世、ライブが中止になっている。だからこそ新しい形が求められるのでは」と話を振ると、鬼龍院さんは「先が見えないなら待っていてもしょうがない。“今日からできることは?”と考え、うち(金爆)も以前より動画配信を気軽に上げて、ファンを退屈させないように考えています」と話します。さらには、「ライブがどんどん延期になっているなか、生で声を届ける機会をもらえて感謝です。これからも元気な姿を見せていくので、今後ともよろしくお願いします」とリスナーに呼びかけていました。

(TOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」2020年3月17日(火)放送より)