中村江里子、新型コロナ拡大でパリから「田舎」に緊急避難…「70歳以上の方々、持病のある方々は外出をしないで」と訴える

引用元:スポーツ報知
中村江里子、新型コロナ拡大でパリから「田舎」に緊急避難…「70歳以上の方々、持病のある方々は外出をしないで」と訴える

 フランス・パリ在住で元フジテレビのフリーアナウンサー中村江里子(50)が17日、自身のブログを更新。現地での新型コロナウイルス感染拡大を受けて「田舎」に“避難”したことを報告し、「70歳以上の方々、持病のある方々はどうぞ外出をしないでください」などと訴えた。

 フランスではマクロン大統領は16日にテレビ演説し、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、17日正午(日本時間同午後8時)から少なくとも15日間全土で人々の外出を制限すると表明した。

 中村は前日から外出制限のうわさが流れていたことを明かし「田舎に家のある人たちは、荷物をまとめてパリを出ていきました」と記述。自身の家族も友人から郊外の家を貸してもらえることになり「田舎に向かうことに決めました」とつづった。

 そして大統領の演説が始まる前に荷造りして家を出たそうで「車につめる荷物は限られています。家からは出られません。服は各自2枚、多くの食料品を準備。彼も私も気を抜くと、動きを止めると涙が出てくるので…ひたすら動きました。様々な状況を想定し、子供たちの健康手帳やパスポートも準備。勿論、ピュイック、ONEKO、カナリア4羽も一緒に移動です」と子供たちやペットも一緒に田舎に移ったと説明。

 移動先は「パリからおよそ1時間」だそうで、「周りにはほとんど家もなく、人との接触はないでしょう。少なくとも、庭があり、子供たちは遊べます。ピュイックも、カナリアたちも、ONEKOも快適だといいなあ」と思いをつづった。

 さらに「日本の状況はフランス比べたら、ずっと良いのだと思います。専門家でもない私が言うことではないのですが、どうか気を抜かずに気をつけてください」と日本に向けてもメッセージ。

 「大きな制限がないのかもしれませんが、人の移動がウィルスを運びます。70歳以上の方々、持病のある方々はどうぞ外出をしないでください。集わないでください。長女のクラスメートの親戚の方は健康な男性でしたが、52歳で亡くなりました」と明かし、「元気だから、軽症で済むって100%の保障があるわけではないのですから安心しないでください」と訴えていた。 報知新聞社