Xbox Series Xのコントローラーは新しい方向パッドを搭載し、より持ちやすくなる

引用元:IGN JAPAN
Xbox Series Xのコントローラーは新しい方向パッドを搭載し、より持ちやすくなる

Xbox Series Xの新しいコントローラーは現在のモデルと非常に似ているが、新しいボタン、人間工学を活かしたデザイン、Xbox以外のデバイスへの互換性向上など、いくつかの変更が施されている。
シニアデザイナーのライアン・ウィテカーはXbox Wireのインタビューで、この馴染みのあるコントローラーの変更点に触れている。現在のモデルと似ているのは意図的な選択で、人々はXboxコントローラーのデザインに馴染みがあるため、変更点はデザインの刷新というよりは現在のモデルの進化を目標にしている。

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最も大きな変更点は、手の小さな人にとってコントローラーが持ちやすくなったことだ。コントローラーのサイズ自体は特別に小さくなっていないようだが、開発チームは「コントローラーのバンパーを丸くし、トリガー周りのパーツを若干削り、丸くし、グリップを慎重に形成する」ことで、これを実現したという。さらにバンパーとトリガーには、スタンダードなXbox Oneコントローラーにはない「tactile dot(触覚ドット)」が搭載されている。
新しい方向パッドは、Xbox Elite ワイヤレス コントローラーの交換可能な2つのデザインのハイブリットとなっている。中央部が若干より深くなっており、親指を収めやすくなっている。上下左右のボタンはより簡単に押せるようになり、複数のボタンを同時に押さえることもより簡単になっているという。

以前にも発表されていたが、新しいコントローラーではビューボタンとメニューボタンの下にシェアボタンが追加されている。実際にどう使われるのかは明確ではないが、ウィテカーによると、このボタンはスクリーン上で新しいメニューを開くことなく、スクリーンショットや動画の撮影を可能にするためにデザインされているという。
新しいコントローラーは複数のBluetoothデバイスを覚えてくれるため、より早く接続できるようになる。また、Bluetooth Low Energyに対応することでペアリングがよりシンプルになる。コントローラーにはUSB-Cポートが用意されているが、開発チームはワイヤレスの遅延にも対策をとっているという。「基本的にコントローラーから情報がより頻繁に送られ、画面上のゲームのフレームとマッチさせます」とウィテカーは述べている。

Xbox OneのコントローラーがXbox Series Xで使えることはすでに発表されていたが、逆も同じであることも今回判明した。Series Xのコントローラーはその他のPC、Android、iOSデバイスにも対応する。
本日、Series Xのフルスペック、サイズも発表された。 Joe Skrebels