愛してるなら、殺して――「奥様は、取り扱い注意」衝撃の予告完成! 岡田健史、前田敦子らも参戦

引用元:映画.com
愛してるなら、殺して――「奥様は、取り扱い注意」衝撃の予告完成! 岡田健史、前田敦子らも参戦

 [映画.com ニュース]綾瀬はるかと西島秀俊が“最強の夫婦”を演じた人気ドラマを映画化する「奥様は、取り扱い注意」の最新予告が、このほどお披露目された。あわせて、追加キャストも発表され、鈴木浩介、岡田健史、前田敦子、鶴見辰吾、六平直政、佐野史郎、檀れい、小日向文世が出演することがわかった。

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 直木賞作家・金城一紀氏が原案と脚本を担当したドラマ版は、2017年10~12月に日本テレビ系列で放送。綾瀬は人生をやり直して幸せを手に入れるため、特殊工作員の過去を隠して結婚した主婦・伊佐山菜美、西島は公安のエリートであることを秘密にして菜美と結婚した伊佐山勇輝を演じた。正義感が強い菜美が、持ち前の強さと賢さで主婦が抱えるトラブルを次々と解決していく、笑いとアクションがちりばめられたエンタメ作として人気を博した。

 勇輝が帰宅した菜美に拳銃を向ける衝撃的な展開で幕を閉じたドラマ版の最終回。映画版は、その半年後を舞台にしており、菜美はある出来事がきっかけで記憶喪失に。また、2人は桜井久実と裕司に名前を変えて、珠海市で新生活を送っているようだ。珠海市は、新エネルギー源「メタンハイドレード」の発掘に活気づいているが、美しい海を守ろうとする“開発反対派”と、市長をはじめとする“推進派”の争いが激化。そして、新エネルギー源開発の裏で、ロシアと結託した国家レベルの陰謀が潜んでいることが発覚する。

 予告編は、久実と裕司として平穏な日常を過ごしているはずの菜美と勇輝が、国家を揺るがす事件に巻き込まれていくさまを活写。ドラマファンが最も見たかった“お互いの背中を守り合う夫婦の共闘シーン”で和解したかと思いきや、銃を向け合い口論する“夫婦喧嘩”が勃発。さらに「愛しているなら、殺して」という衝撃的なフレーズに続き、銃声とともに転落していく菜美が映し出されている。

 追加キャストの役どころは、鈴木と六平が“開発反対派”に属する県立高校の生物教師・矢部真二と調査基地の建設反対派リーダー・五十嵐晴夫、佐野と檀が“開発推進派”の開発コンサルティング会社社長・浅沼信雄、珠海市の市長で矢部の元妻・坂上洋子を演じることに。岡田はダイニングバーを経営し、コスプレが趣味の岩尾珠里、前田は精神科医・三枝礼子として登場し、鶴見と小日向は公安の神岡恭平と池辺章に扮している。

 「奥様は、取り扱い注意」は、6月5日から全国で公開。