SIRUP、新作EPのテーマは“Love”「いろんな愛の曲を集めました」

引用元:TOKYO FM+
SIRUP、新作EPのテーマは“Love”「いろんな愛の曲を集めました」

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。3月16日(月)の放送は、シンガーソングライターのSIRUPさんが登場。3月25日(水)に発売する新作EPについて語ってくれました。坂本:3月25日(水)には、SIRUPさんの新EPが発売されます。タイトルは『CIY』。

SIRUP:はい。「Choice Is Yours」の略です。

坂本:なぜこのタイトルになったんですか?

SIRUP:EPを作るときに、テーマを持って作ったのは今回が初めてだったんです。基本的に普段は、作りたい曲を作って、ギュッと収録して出すってことが多かったんですけど、今回は“Love”をテーマにしようって。

“愛”ってやさしくて素晴らしいものだけど、それだけじゃなくて、世の中で“悪い”とされているものだったとしても根っこのところは“愛”だったりする。いろんな“愛”があるから、それをどうやって使うとか、どう見るかとかは本当に人それぞれで、それをちゃんと選ぶか選ばないか、意識を持っているかどうかで見方がめちゃくちゃ変わるなってことを考えていました。それで自分のなかでいろいろ“愛”について歌った曲を集めて、このタイトルをつけました。

坂本:そういう捉え方って珍しいですね。広い意味での“愛”を、まず考えられたんですね。

SIRUP:考えました。

坂本:サウンドプロデュースには、星野源さんとも共演されているSTUTSさん、ロンドン出身のジョー・ハーツさんも参加されています。このお2人とは仲良しなんですか?

SIRUP:ジョー・ハーツさんはもともと僕が好きで、めちゃくちゃファンだったんです。たまたまジョー・ハーツが日本にDJをやりに来たときに、友だちと観に行ったら、会場に知り合いのSpotifyに勤めている人がいて、「なんで来たの?」って話しかけられたんです。

「いや、僕めっちゃファンなんですよ」って言ったら、ジョー・ハーツがSpotify Japanのオフィスを訪れていたときに「今、日本の音楽シーンでいい奴はいないか?」という話になったそうで、そこで僕の曲を聴かせまくっていたみたいで。「マジっすか!」ってなって、そこでマネージャーとジョー・ハーツとしゃべって、「何か一緒にやろうよ」って流れで今回のEPを作った感じなんですよ。

STUTSくんとはフェスか何かで一緒になったときに、自分のバンドメンバーの井上惇志ってピアニストの子と「家も近いし、何曲かノリで一緒に曲作ろう」って話になって、STUTSくんの家に行って3曲くらいその場その場でセッションして。メロディーを乗せたもののうちで「これよくない?」ってなったものを曲にしていく……って感じで作りました。

坂本:そういうラフな感じでスタートするんですね。すごいなぁ。

SIRUPさんのEP『CIY』は、3月25日(水)発売予定です。詳しくは公式サイトをご覧ください。

(TOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」3月16日(月)放送より)