【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「アメリカ編・その1」

引用元:BARKS
【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「アメリカ編・その1」

みなさん、こんにちわ。<Huit Etoiles>のDJ/ProducerのQue Sakamotoです。アメリカツアー、今回は前半戦ということで、グアム~ホノルル~マイアミについてレポートします。

■ホノルルのナイトクラブ
■Asylum Afterhours

グアムはリニューアルオープニング前のギグだったので、フライヤーや告知は一切なく、完全にシークレットギグ。東京で5年前に会ったグアムチームのYukiとJustinが、オープン前の多忙な中で呼んでくれました。ベニューはタモン地区にあるDropで、2ルームあり、まだ工事の真っ最中でした。ラウンジルームでプレイしましたが、サウンドシステムも良く、これからが楽しみなベニュー。80~90sから最近のハウス~テクノ、少しディスコといろいろと織り交ぜた選曲をしました。プログレッシブハウスのUnit84からトライバルなYør Kultura、KLMNのトラックなどをプレイ。ハウス~テクノからモダンエスニック~トライバルはグアムはハマりますね。グアムのこれからのシーンの発展を楽しみにしています。Yuki、Justin、Dropファミリーの皆さんありがとうございました!

「Thank You Yuki,Justin,Drop Family」

グアムからホノルルはフライトが高かったので、日本に帰り(!)、日本からホノルルへフライトしました。

ホノルルはナイトクラブ“Asylum Afterhours”のオーナーDarenの家にホームステイ。Darenもお父さんも元気で、リラックスしてステイさせてもらいました。ホノルルは3ギグ。水曜日に到着して、Darenの家でゆっくりして、夜に前回も呼んでもらった<Centred×Paradisco>がシネマラウンジ&コンサートホールのNEXTDOORで開催。この日はアッパーなテクノとハウスとディスコをブレンドし、レイブ感ある選曲を心がけました。DJ Microの「Free(Friction&Spice Remix)」は90sレイブトラックで、お気に入り。これをかけたら、かなり盛り上がってフロアが良い感じでした。オーガナイザーのMiko、ParadiscoのJimmy、Mikoのお兄さんKeokiもお客さんも、90sからのサイケデリックなディスコのセットは評判良くて嬉しかったですね。

翌日はDarenの家で一日中ゆっくりして、次の日の2ギグに備えました。久しぶりにゆっくり出来て体力回復。夜に“Asylum Afterhours”のDJ/ プロデューサーのRusselが韓国料理に連れて行ってくれて、めちゃくちゃ美味しかった。Russelありがとう! この日は早めに就寝、結局13時間も寝ました(笑)。

ここからが、ハードスケジュール。この日は、HB Social Clubこと、Hawaiian Brian’s Social Clubで2時間のセット。自分の前のDJがわかりやすいテックハウスセットだったので、自分は自分らしさを出すセットに集中しました。最近お気に入りのBlue Hour「The Midnight Sun(Dj Ibon,s Never Mind Mix)」やMutant Beat Dance「Uncanny Ignorance」のをプレイし、しっかりと展開が作れたし自分らしさを出せた感じです。終わってすぐにDarenとAsylum Afterhoursへ。最近、日本人サウンドエンジニアのこうじ君がAsylum Afterhoursにメンテナンスに来たので、かなりサウンドシステムが良くなってました。おかげで、かなりテンションMax。

Asylum Afterhoursはホノルルの中でも、かなりアンダーグラウンドでドープなクラブで、スペイシーかつダークなサイケデリックがかなりハマるはず……ってことで90sのレイブ要素あるトランス~アシッド~テクノ~インダストリアル~ハウス~エスニックなどいろいろと織り交ぜ、5:30までプレイしました。Asylum Afterhoursはかなりコアなお客さん、お店の雰囲気ともに独特で愛情深いです。Ian Martin「Frozen Roses」、Current Obsession「Drop Down(Reptant,s Lizard Tech Remix)」をプレイしたときには、Asylum Afterhoursのお客さんがヒートアップしました。レイビーでドープなセットができたし、サウンドシステムも素晴らしく、かなりやり甲斐がありました。ってことで。 「Thank You Honolulu Friends.」

■マイアミデビュー後は
■著名クラブClub Spaceにてアフター三昧

さて、14時間かけて2トランジットしてマイアミへ。着いたのが2時15分、マイアミデビューとなるFloydに向かいます。Floydにはすでにたくさんのお客さんがいて盛り上っていました。早速フロアマネージャーとサポートしてくれたDJさんに挨拶。メイシオ・プレックスのツアーマネージャーのAlexとAlexの友達もタイミングよくマイアミにいて、サポートに来てくれました。2:45~ラストのセット。フロアの盛り上がりが、疲れを忘れさせてくれましたね。このときのセットはオリジナル~リミックス~新曲含め自身のトラックを7曲、Cardopusher「Fed With Lies」Alessandro Parisi「1831NRG」をプレイし、AlexやFloydのみんなが喜んでくれました。マイアミデビューができて凄く嬉しかったな。またブッキングしたいと言ってくれて、次に繋がりました。

プレイを終えて、Floydに隣接する、世界でも有名なナイトクラブ “Club Space”にAlexとアフター三昧。テクノユニットのFur Coatがプレイしていて、かなりパンパンなフロアを完全にロックしてました。Fur Coat、かなり良い人で出会えて嬉しかったな。何故かClub Spaceが終わるまで残って、ホテルに戻って就寝。かなりハードな週末でした。マイアミでDJ/プロデューサーのTaimturをAlexが紹介してくれて、Taimturの家でたくさんのレコードを聞いて、レアなレコードがゲットできました。Alexがステイしているマンションでのジャグジーは、めちゃくちゃ最高でした。しかしマイアミはかなり物価が高くて、かなり辛かったです。今回のマイアミはいろいろな出会いもあり、実りある時間となりました。Alexとも久しぶりに会えて、いろいろとケアしてくれて感謝です。Floydを紹介してくれたMoscomanありがとう! 「Thank You Alex,Moscoman,Floyd.Taimtur」