リーグ初の「セミファイナル」開幕 首位通過・セガサミーが初戦から登場/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
リーグ初の「セミファイナル」開幕 首位通過・セガサミーが初戦から登場/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナル」、3月16日1回戦に出場する4選手を発表した。レギュラーシーズン上位6チームによって行われるセミファイナルは、今期から導入された新システム。ポイント差も一気に縮まり、どんな戦いが展開されるのか。

【映像】セミファイナル初戦

 セミファイナルは、レギュラーシーズンのポイントを1/2にして持ち越し。圧勝で首位通過を果たしたセガサミーフェニックスと、ギリギリ6位で通過したU-NEXT Piratesは、697.8ポイント差から一気に348.9ポイント差まで縮まった。終盤、かなり縦長になった展開が、瞬時に圧縮された状況だ。個人スコアトップの座に輝いたセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)からすれば、1週間ぶりの再開でも「セガサミー強し」を印象づけるために、初戦からトップを取りたい試合だ。

 2位通過の渋谷ABEMASからすれば、1回のトップラスで首位浮上まで狙える条件が整った。セミファイナルは各チーム16試合の短期戦。気を抜けばすぐに5、6位の脱落圏内にも落ち込むだけに、白鳥翔(連盟)の戦いぶりがチームメイトに与える影響も大きそうだ。

 KADOKAWAサクラナイツとTEAM雷電は、早々にボーダーラインを挟んでの戦いが始まる。ポイント差は64.2。こちらも1試合単位でひっくり返る範囲だ。KADOKAWAサクラナイツは内川幸太郎(連盟)、TEAM雷電は黒沢咲(連盟)が出場。直接対決もさることながら、上位2チームを引きずり下ろして、団子状態にできれば理想形だ。

【3月16日1回戦】※成績はレギュラーシーズン

KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟) 個人15位 ▲33.1
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人4位 +290.2
セガサミーフェニックス・魚谷侑未 個人1位 +451.4
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人8位 +150.5

【各チームのポイント】※レギュラーシーズン成績から1/2を持ち越し

1位 セガサミーフェニックス +247.8(0/16)
2位 渋谷ABEMAS +137.0(0/16)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +97.5(0/16)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +24.2(0/16)
5位 TEAM雷電 ▲40.0(0/16)
6位 U-NEXT Pirates ▲101.1(0/16)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。