エゴか謙虚さか、“電流戦争”描いたB・カンバーバッチ主演作の本編映像が解禁

引用元:映画ナタリー
エゴか謙虚さか、“電流戦争”描いたB・カンバーバッチ主演作の本編映像が解禁

ベネディクト・カンバーバッチが主演を務める「エジソンズ・ゲーム」の本編映像がYouTubeで解禁された。

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19世紀アメリカの電力事業黎明期に起きた“電流戦争”の実話にもとづき、発明家トーマス・エジソンと実業家ジョージ・ウェスティングハウスの対立を描いた本作。カンバーバッチがエジソン、マイケル・シャノンがウェスティングハウスを演じた。

送電インフラのシステムをめぐって火花を散らしたエジソンとウェスティングハウス。2種類の映像には、2人が記者たちの前で持論を展開する様子が収録された。エジソンは「彼の方式は死を招く」とネガティブキャンペーンを張り、ウェスティングハウスは「トーマス・A・エジソンはペテン師だ。大衆の“恐怖心”を利用している」と冷静に反撃している。

2人の発明への対照的な向き合い方に興味をそそられたという監督のアルフォンソ・ゴメス=レホンは「ウェスティングハウスは人々の生活をよくしたいという思いしかなく、名をあげることに興味はなかった。対するエジソンは、自身の社会的イメージを意識していた。本作の脚本では“エゴVS謙虚さ”という問題が喚起されているんだ」と語った。

「エジソンズ・ゲーム」は、4月3日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

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