鹿児島・大隅半島出身のダンスボーカルグループの1-Girls(ワンガールズ)が2月19日、シングル「きっと・・・あの先に」でメジャーデビューした。昨年は結成8周年を迎えた1-Girls。リード曲の「きっと・・・あの先に」は映画『セイキマツブルー・アナザーワールド』の主題歌で、透明感のある歌と軽快なリズムが印象的なポップチューン。カップリングの「春恋」は今の季節にピッタリな耳に残るキャッチーな1曲。インタビューではメジャーデビューの心境から、それぞれが今取り組んでいることや、MV撮影のエピソードなどCHIKA、REIRA、HARUKA、RIRIAの4人に話を聞いた。【取材=村上順一】
泣いてしまったメジャーデビュー発表――メジャーデビューが決まった時の心境は?
HARUKA 昨年の12月に鹿児島で結成8周年を記念した『1 Believe FNC☆スペシャル ディナーライブ』があって、そこでメジャーデビューすることを初めて聞いたんですけど、信じられなくてみんな泣いてしまうほどでした。
CHIKA 聞いた瞬間、頭の中が真っ白になりました。ずっとデビューを目指してやってきていましたが、実際デビューが決まると「えっ! 嘘でしょ」みたいな。本当にもう涙しかでないくらいでした。8年間1-Girlsとしてやってきて結成からのメンバーは私だけなので、感慨深くて。
RIRIA 私も発表を聞いて泣いてしまいました。ライブが終わって少し落ち着いたんですけど、それでも感動がすごくて1人で泣いていました。
REIRA ファンの方も泣いてくれて。私もそれを見て、ここまで皆さんが支えてきてくれていたんだなと思いました。感謝をすごく感じた瞬間でした。逆に私は驚きすぎて涙は出なかったんですけど。
――今デビューに向けてどんな準備をされていますか。
CHIKA 今やっていることを変えないようにしていました。ダンスも歌も特別なことをやろうとするのではなく、今までの習慣を変えずにやっているんです。あまり意気込みすぎると空ぶってしまうかなと思って。
――個人的にやっていることはありますか。
HARUKA デビューするということはたくさんの人に見られるわけじゃないですか。なので、歌もダンスもクオリティを上げて行かなければと思っています。私の1番の課題は歌なので、特に力を入れています。もっと成長できるように頑張っていきたいです。
CHIKA 私は今、ギターの練習をしています。それは私の特技が今のところ前転しかないので、何か「これが特技です!」と言えるものが欲しいなと思って。まだ全然なんですけど、あいみょんさんの曲とかを弾いて練習しています。
――前転しながらギターも弾けたらすごそうですね! REIRAさんはいかがですか。
REIRA 私はトレーニングをしています。走りに行ったり、筋トレに力を入れています。それをやることによってダンスのキレが変わってくるんです。止まるところもビシッと止まれるようになってきました。
――MVも拝見させていただいたのですが、キレが以前よりもあるなと思いました。気合が入っているのも伝わってきました。
REIRA やっぱりメジャー1stシングルということもあり気合いの入り方が、今までとはまた違いました。
――RIRIAさんは?
RIRIA 私は個性があった方が覚えてもらえるなと思って、CHIKAさんは歌が上手で、REIRAさんはダンスがすごい、HARUKAさんはスタイル抜群ですし、それぞれみんな特徴があるんですけど、自分はまだそういうのがあまりないなと感じています。それで、アクロバットに挑戦したいなと思って。
――アクロバットですか! それはすごいですね。
RIRIA 私は小学生の時にマット運動が好きだったので、できるかもしれないなと思いまして。男性の方でやっている人は多いんですけど、女性ではあまりいないのでやってみたいなと思いました。それでバク転など今ちょっとずつやっている最中なんです。小さい時からやっているとすぐできるようになるみたいなんですけど、中学生を過ぎるとなかなか難しいみたいなんです。それもあってちょっと苦戦しているんですけど、引き続き頑張りたいです。
CHIKA それができれば私が前転しながらギター弾かなくてもすむ(笑)。
1-Girls「格好良さと可愛さの両方を」未来に待つ大きな目標に向け邁進:インタビュー
引用元:MusicVoice