俳優・市原隼人 恋愛相談を後押し「自分に嘘をつくより、思いを伝えて傷つくほうがまだいい」

引用元:TOKYO FM+
俳優・市原隼人 恋愛相談を後押し「自分に嘘をつくより、思いを伝えて傷つくほうがまだいい」

大久保佳代子がパーソナリティをつとめ、ゲストと一緒にリスナーのお悩みに寄り添い、癒しの時間をお届けするTOKYO FMの番組「KOSE Healing Blue」。3月1日(日)の放送は、俳優の市原隼人さんが登場。リスナーの恋愛相談に応えました。<リスナーからの相談>
私は今まで男性とお付き合いしたり、そういった経験が一度もありません。だけど、毎日毎日寝ても覚めても、何をしていてもその人のことばっかり考えてしまうんです。友達でない、仲がいいわけでもない、ただ遠くから見ているだけで、近寄ることも出来ませんでした。
それでも本当に大好きで、24年間生きてきて初めて心から大好きって思った人です。

でも彼には、小さくて優しそうですごく可愛い彼女がいるみたいです。邪魔するつもりもないし、私が出来ることは諦めることだとわかっているのですが、つらいです……。どうしたら、忘れられるでしょうか? ぜひ教えて欲しいです(ラジオネーム:ひかり工場長さん)
*  *  *
大久保:文面からすごくキュンとする、というか。大好きで大好きで、遠くから見ているだけでいいんでしょうね。この気持ち、懐かしいね。でも片思いっていうことですよね? どうですか? 市原先生。

市原:忘れる必要はないですよね。答えが出ているじゃないですか、好きだという。その人しか考えられないという……行くべきだと思います。

大久保:小さくてやさしそうで、すごくかわいい彼女がいるということもわかっているのに?

市原:結婚していたらダメですけど。まだチャンスがあると思います。

大久保:市原先生。ひかり工場長さんは、小さくて優しそうですごくかわいい彼女って言っているということは、自分と比べているからかと。だから、もしかしたらひかり工場長さんはちょっと身長もあって、どちらかというと私、かわいくないんじゃないかというコンプレックスを持っている子かもしれないなってちょっと思ったりもしたのね。だから引け目も感じつつ……アタックできないですよ、普通。

市原:でも自分に嘘をついて終わるよりも、自分の胸に思ったことを言って傷ついたほうがまだいいと思うんですよ。自分に嘘をついているとつらいです。

大久保:つらいですね。自分が嘘をついてごまかすのも辛いですもんね。私、20代の頃、すごく好きな人がいて。その人には彼女がいたんですよ。だけど半径1キロ以内に常にいたのね。物理的なことじゃなくて、彼の視界に入るように、たとえとなりに彼女がいても、年5、6回は視界に入るようにアプローチしていたら、彼女と別れた時期があって、順番が回ってきたんですよ! だからそういうこともあるな、と思って。諦めずに常に視界に入っておけば、もしかしたらチャンスが回ってくるかもしれないですね。

市原:そうですね。なんで好きになったんでしょうね? 将来のことを考えて、この人と一緒にいたいのか。その瞬間、瞬間で好きになったのか……。

大久保:先生……! 好きに理由はないですよ。惹かれちゃったんですよ。24年間生きていて、初めて心から大好きって。

市原:24歳のときの好きっていう感情は……結婚も考えるんですかね?

大久保:私の例で言いますと、40超えて歳をとった方が打算的になりますね。この人とこうなりたい、この人ともし付き合ったら、いい生活ができる、みたいな打算があるけど。20代のときって、あまり相手のプラスアルファな部分を考えなかった気がする。どちらかというと「触りたい」とか。純粋に好きっていうのが20代だった気がするけどな。どうですか?

市原:どんな結果であれ、相手に気持ちをお伝えしてほしいです。だって、好きって言われて嫌な気持ちになる人はいないですよ。

大久保:それはそうか。男性の意見として、嫌な気持ちはしないから勇気を持って、と。ひかり工場長さん、ちょっと参考にしてみてください。でも無理しなくていいからね。徐々に行けそうなときにゆっくり。気持ちを忘れることは無理だもんね、先生。

市原:そうだと思います。無理です。

大久保:先生……胃が痛いんですか? 大丈夫ですか? 胸が痛いんですか?

市原:(ひかり工場長さんの立場にたって考えたら)胸が苦しくて……行くしかないでしょ? と。

大久保:この意見も参考になるかと思います。