桜井玲香「全力で走り切りたい」 『ウエスト・サイド・ストーリー』稽古公開

桜井玲香「全力で走り切りたい」 『ウエスト・サイド・ストーリー』稽古公開

 ミュージカルの金字塔『ウエスト・サイド・ストーリー』の日本キャスト版Season3(IHIステージアラウンド東京にて4月1日~5月31日上演)の稽古写真が公開された。

【写真】桜井玲香や伊原六花が全力で挑む! ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3舞台稽古の様子

 2019年8月にIHIステージアラウンド東京で開幕した招聘版に続き、11月から今年5月までを3シーズンに分け、異なる日本キャストで上演。さらに、メインキャラクターであるトニー、マリア、アニータ、リフ、ベルナルドは各シーズンそれぞれダブルキャストが演じている。Season3ではトニー役に浦井健治と柿澤勇人、マリア役に桜井玲香と伊原六花、アニータ役にソニンと夢咲ねね、リフ役に加藤和樹と木村達成、ベルナルド役にOguriと有澤樟太郎と注目のキャストが集結。

 稽古も順調に進んでおり、この日は「Prologue」「Jet Song」「America」「One Hand One Heart」、そして本番では見ることのできないトニーとマリア4人での「Tonight」特別バージョンも。

 トニー役の浦井は「IHIステージアラウンド東京でのウエストサイドはこれでラスト。1、2の想いもしっかり受け継ぎ、3ならではの座組にしていけたら」とした上、本作のテーマに触れ、「争いからは何も生まれない。このメッセージを、いまの日本で上演することの意味として、とても強く感じます」と話す。

 同じくトニー役の柿澤は「稽古ではすでに全幕通したのですが、自分の弱いところや『もっとこうしたい』というところが見つかりました。まだ時間があるので、あとは回数を重ねてマリアやリフたちとディスカッションをして、ひとつひとつ丁寧に、さらに深めていければと思っています」としている。

 マリア役の2人はそれぞれ「来日版、Season1、2と多くの人が繋げてくれた、『ウエスト・サイド・ストーリー』を全力で走り切りたいと思います」(桜井)、「私が感じた全てを観てくださる方に伝えられるように全力で頑張ります!」(伊原)と意気込んでいる。

 ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版Season3は、IHIステージアラウンド東京にて4月1日~5月31日上演。