自転車声優・野島裕史「僕と一緒に走ってください!」“富士ヒル”の目標を語る

引用元:TOKYO FM+
自転車声優・野島裕史「僕と一緒に走ってください!」“富士ヒル”の目標を語る

声優・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしているTOKYO FMの番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。3月8日(日)の放送は、自転車で富士山五合目まで駆け上がるレース「Mt.富士ヒルクライム」を特集。ゲストに、サイクリスト情報を発信するWebメディア「FUNRiDE(ファンライド)」スタッフ兼サイクルジャーナリストの山本健一さんをお迎えしてお届けしました。

★「Mt.富士ヒルクライム」90分切りに必要なこととは?

野島:毎年宣言しているのですが、特に去年は「必ず90分を切る!」と宣言して93分でした。毎年何分かずつ成績は伸びているので、去年は「絶対に90分切れるな」という自信がすごくあったのですが……。

山本:もう少しでしたね。

野島:本当に残念。後悔するところは、いっぱいあるんです。前日にトークイベントに出させていただいて、プロの方などから、さまざまなアドバイスをいただいて。“初めから飛ばしすぎてはいけない”ということを守りすぎてしまいました。前半、あまりにもゆっくり行ってしまって。

途中でタイムを見比べて、「あれ……? 予想タイムよりも圧倒的に遅れている」と気づいて。途中から巻き始めたんですけど、疲れが溜まっていて巻き切れなかったという後悔がありました。

あと、寒さもあったのと、少し酸欠気味になってしまったということもあり……。“心肺機能のトレーニングが足りなかったな”とか、いろんな後悔がありました。これは、どうすれば良いですか?

山本:お話を伺っている限りだと、ご自身で改善点なども分析されていると思います。その辺の走りは、何度も練習していただいて整えていただくとして……。あと、パフォーマンスには、“気持ち”というのがあるんですね。

野島:気持ち?

山本:はい。モチベーションでペダルを踏む力が変わってきたり、思いがけない力を出したりすることもあるんですね。なので、「富士ヒル」の場合だと、周りにたくさん同じように登っていらっしゃる方がいらっしゃるので、そういった方々と声をかけ合って励まし合っていくというのが、やる気を保つポイントになってくると思います。

野島:ちょうど同じレベルの人と一緒に走れると良いんですけどね。それも去年なかったんです。誰の後ろにも付けず、最初から最後まで単独で走っていたんですよ。

山本:それは厳しいですね。

野島:いろいろ反省点があるので、今年は会場で、仲間を見つけて一緒に走るということが大事かもしれないですね。「去年93分だった人ー!?」って言って(笑)。

山本:「富士ヒル」は登りですが、集団走行の効果というのが非常に大きなコースとして知られていまして。比較的スピードが出るので、空気抵抗を少し感じるんですよ。集団で走っていると、それをお互いに負担し合って走ることができるので、非常に楽というか、温存しながら登れます。

野島:今年は仲間を探そう!「VOICYCLE(ボイシクル)」(野島の声優仲間を集めて作ったサイクリングチーム)のメンバーは、レベルがみんな全然違うので。仲間だけど仲間にならない。

山本:そこは、みなさんで底上げをしていただいて。

野島:目標タイムがそれぞれあるので。会場で仲間を見つけて、友達になるのも楽しいかもしれないですね。

山本:そうですね。野島さんが手を挙げていたら、みんな集まってくると思います。

野島:もし、このラジオをお聴きの方で、「今年は90分切りを目指しているよ!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお便りください。そして会場で会うことができれば、僕と一緒に走ってください!

(「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」2020年3月8日(日)放送より)