デーブ・スペクター氏、東京五輪開催めぐる組織の“責任の押し付け合い”指摘

引用元:スポーツ報知
デーブ・スペクター氏、東京五輪開催めぐる組織の“責任の押し付け合い”指摘

 テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏が13日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜・後9時)に出演に、東京五輪開催をめぐる組織の“責任の押し付け合い”について語った。

【グラフ】五輪開催是非調査の結果

 番組では国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が東京五輪の開催中止・延期の判断について、IOCは世界保健機関(WHO)の勧告に従うと表明したことを紹介した。バッハ氏はドイツの公共放送ARDのインタビューで、IOCがこの問題について2月中旬からWHOの専門家らと定期的に協議していると説明。「われわれはWHOの勧告に従う」と表明した上で、IOCは東京五輪の「成功」に向け今も準備を進めていると述べた。

 デーブ氏は「小池さんも橋本聖子さんも本音を言えないと思いますけれど、IOCのバッハさんも責任回避でWHOに丸投げしてホッとしている。『しょうがない。WHOが決めてくれた』というのがある。そうじゃないと、どの展開でもたたかれるし、読めない要因が多すぎる。『WHOが言ったから諦めましょう』でいいか。WHOはそんなに偉いのか」と自身の見解を披露していた。

 なおデーブ氏は通常開催を推していた。

 スポーツ報知では13日昼からインターネットユーザーを対象に、アンケートを実施。500人のうち、62%のユーザーは「延期」、19%ずつのユーザーがそれぞれ「通常通り」、「中止」と答えている。 報知新聞社