吉高由里子「知らなくていいコト」最終話10・6%

引用元:日刊スポーツ
吉高由里子「知らなくていいコト」最終話10・6%

11日に放送された吉高由里子主演の日本テレビ系連続ドラマ「知らなくていいコト」(水曜午後10時)最終話の平均視聴率が10・6%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べでわかった。前回より0・5ポイント、アップした。

第1話は9・4%、第2話は8・9%、第3話は10・3%、第4話は9・1%、第5話は8・7%、第6話は8・4%、第7話は9・5%、9・8、第9話は10・1%だった。

吉高演じる真壁ケイトは、一流週刊誌“週刊イースト”の特集班記者。シングルマザーとしてケイトを育て上げた秋吉久美子演じる映画翻訳家の母・杏南が、ケイトの父親はハリウッドスター“キアヌ・リーブス”だといって他界する。社会の真実を暴きつつ、母の残した謎の言葉に翻弄(ほんろう)される。大石静のオリジナル脚本で送るお仕事系ヒューマンドラマだ。

連載班の後輩で恋人の野中春樹を重岡大毅(ジャニーズWEST)、編集長の岩谷進を佐々木蔵之介、動物カメラマンでケイトの元カレの尾高由一郎を柄本佑、謎の自転車屋乃十阿徹を小林薫がそれぞれ演じる。

最終話で30年前、乃十阿が幼い息子をかばって罪をかぶった可能性を聞いたケイトは、乃十阿の息子が住むドイツへと旅立つ。ケイトの暴走を知った尾高は、当時3歳だった息子に事件の真相を聞いても無駄だと止めようとする。ケイトは、乃十阿が息子をかばった気持ちを理解しているような尾高に複雑な思いを抱く。

そんな中、帰国したケイトを待っていた岩谷は、再び事件の真相についての手記を書くようケイトに迫る。乃十阿が人生をかけて守ろうとした秘密を暴き、その息子の人生を狂わせる記事を発表することに抵抗するケイトだが、岩谷は「ケイトがイヤなら俺が書く」と編集部の選抜メンバーで30年前の事件の裏取りに動きだす。ケイトは自分抜きで進む事件の真相解明を複雑な思いで見る。数日後、会議室に呼ばれたケイトは、新しい証拠と共に、母・杏南(秋吉久美子)と自分の存在も事件に無関係ではなかったと思わせる証言について聞く。その頃、会社を休み続けている野中は、孤独の中で、ある決断をしようとしていた。記者として人として記事を書くことに揺れるケイトはその夜、尾高から「話したいことがある」とスタジオに呼ばれる。先の見えない2人の関係に意外な結末が待っていた。