純烈「悲願だった2度目の紅白出場。スーパー銭湯から愛を込めて」

引用元:婦人公論.jp
純烈「悲願だった2度目の紅白出場。スーパー銭湯から愛を込めて」

いまやライブチケットが入手困難なほど女性たちに絶大な人気を誇る、ムード歌謡グループ「純烈」。決して順風満帆だったとはいえないこれまでの道のり、そして今後の展望を聞いたインタビュー(『婦人公論』2月10日号掲載)を配信します。新型コロナによる自粛要請でイベントの中止が相次ぐ今、彼らのインタビューを5日連続で公開します!(撮影=木村直軌 構成=上田恵子)

【写真】紅白に出てもスーパー銭湯で!

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◆「明日から1週間休み」って言われたら

酒井 2019年は休みがほぼなかったね。「明日から1週間休み」って言われたらどうする?

白川 2日かけて家を片づける。残りの日は釣りをしたり観光名所を巡ったり、温泉に浸かりたい。後上 最初と最後の2日間ずつ家でゴロゴロして、中3日は親を連れて旅行に行きたいなあ。

小田井 妻が「急すぎて旅行の手配もできない。どんなマネージメントをしているの!」とクレームを入れて大騒ぎになると思うので、毎朝仕事に行くふりをする。(笑)

酒井 僕は友人に片っ端から連絡して会う約束を取り付け、喋りまくるな。でも、忙しいのはありがたいこと。19年の紅白歌合戦出場は、嬉しさよりホッとした気持ちが勝った。1月にメンバーが脱退して、山あり谷ありだったから。

小田井 そうだね。実は脱退したメンバーのお母さんと親しい僕の母が、「紅白に出場できなかったら、お母さんが責任を感じてしまうのでは」と心配していた。だから、彼のお母さんがホッとしていたらいいな。もちろん、紅白出場が叶わなかったとしても彼のせいだとは思わないけど。 純烈「悲願だった2度目の紅白出場。スーパー銭湯から愛を込めて」 婦人公論.jp ◆紅白に出てもスーパー銭湯で

酒井 何はともあれ、2年連続出場できてよかったよ。応援してくれた皆さんに「お疲れさまでした!」と言いたい。

後上 190以上ある巨漢マネージャーなんか、真っ赤な顔で大号泣していたし。

白川 泣きながら抱きしめられた時は首の骨が折れるかと(笑)。スタッフも1年間つらかったと思うから、恩返しができた。

後上 昨年の地方公演は、純烈初体験の方が結構来てくださったよね。今年もたくさんの方にお越しいただいて、長いお付き合いにしていきたいな。

白川 皆さん、ライブに来ると「楽しまなきゃもったいない!」とばかりにはじけて、それが僕たちも楽しい。紅白に出てもスーパー銭湯でやり続けるのが純烈です。今年は未踏の鳥取県に行きたい。

小田井 「4人になった純烈です。また呼んでいただきありがとうございます」から一段上がって、種を蒔ける年にしよう。

酒井 初のオリジナルアルバムの準備をはじめ、2021年に向けていろいろ仕掛けていくので、皆さん楽しみにしていてください!

※なお、dマガでは、スペシャル特典として、本誌未掲載写真を配信中です!

(構成=上田恵子、撮影=木村直軌) 純烈