Netflixオリジナルアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』の新公開画像と共に「攻殻機動隊」の世界観をおさらい!

引用元:IGN JAPAN
Netflixオリジナルアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』の新公開画像と共に「攻殻機動隊」の世界観をおさらい!

Netflixは、2020年4月から配信予定の『攻殻機動隊 SAC_2045』のメインキャラクターがそろい踏みした場面写真を初公開した。
そこでアニメ公開を前に、新しい画像と共に本作の世界観や、草薙素子やバトーなどのメインキャラクターについて簡単におさらいしていきたいと思う。本作の世界観については、配信時期の決定と、世界観の情報が明かされたときの記事を参考にしてほしい。

「攻殻機動隊 SAC_2045」画像・動画ギャラリー

「攻殻機動隊」の世界は、脳や骨髄以外のすべてをサイボーグ(義体)化できる技術や、電子世界に意識を移せる電脳化などの技術が非常に高度に発達している。義体を使ったパワフルかつスピード感ある戦闘や、高度な電脳戦(ハッキング対決)などが魅力の作品だ。
今回紹介するメインキャラクターは、テロなどの犯罪を未然に防ぐ情報機関の公安9課に所属していたメンバーで、「少佐」の相性で親しまれていた草薙素子が公安9課の面々を現場で率いていた。
本作は草薙素子が公安9課を去ったあとの物語を描く。草薙素子は傭兵として活動中の全身義体のサイボーグで、その見た目からは想像できない超人的な怪力を描かれることが多く、一級品の戦闘センスに超ウィザード級とされるハッカースキルも有している。ひとまず、ハッキングスキルで彼女に適う者はそうそういないと思ってくれていい。

草薙を右腕として支えてきたのが、元特殊部隊隊員でもあるバトー。草薙ほどではないが前身の大半を義体化している。幅広い種類の銃火器にも精通しているほか、両目の個性的な義眼はサーモセンサーなど特殊な機能を有しており、見た目どおり戦闘に特化した義体を有している。なお見た目こそ厳ついが、原作などでは草薙に振り回される形でお茶目な一面を見せることが多かった。新作においても、どのような表情の変化を見せてくれるのかにも注目したい。

電脳化こそしているものの、体はほとんど生身なのがトグサだ。特異な能力を有する面々には劣っていたが、バックアップ要員として活躍しながら、次第に情報分析でも頭角を現していった。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』では9課リーダーに就任しており、シリーズを通して人間的にも成長しているキャラクターといえるだろう。本作でどのように草薙たちをサポートしていくのか注目だ。

最後に紹介するのは多脚戦車のAIロボットなのに、人間以上に表情豊かなタチコマだ。武装を使った砲撃戦や、光学迷彩を使った潜入、AIを活かした情報戦など、あらゆる局面で活躍する9課所属のサポートメカだ。そのAIの思考能力は人間のものと何ら変わらず、どのようなシリアスシーンも和ませてくれる癒しキャラでもある。

3月21日にはスペシャル番組組「#キミを笑顔にするアニメ」が配信予定。その第1部で『攻殻機動隊 SAC_2045』スペシャルとして田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、神山健治監督、荒牧伸志監督の出演が決定している。第1部の配信は14:00~15:00を予定し。詳細はNetflixアニメ公式Twitterアカウントで随時発表するとのことだ。新情報に期待しよう! 馬淵寛昭