理事長でもある結城母が訪れて…「アライブ」10話

引用元:日刊スポーツ
理事長でもある結城母が訪れて…「アライブ」10話

女優松下奈緒(35)主演のフジテレビ系連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(木曜午後10時)の第10話が12日、放送される。

松下が演じるのは、横浜みなと総合病院に勤務する腫瘍内科医のオンコロ先生こと恩田心。事故に遭って意識不明になった夫・匠(中村俊介=44)は、関東医大中央病院で3カ月も闘ったが死亡。1人息子の蓮(桑名愛斗=8)を育てながら、関東医大中央病院から移籍してきた消化器外科医の梶山薫(木村佳乃=43)とがん診療のバディを組んで日々、奮闘している。

第10話で、女優とよた真帆(52)が、研修医の結城涼(清原翔)の母親で、日本屈指の医療法人である有馬総合病院の理事長・結城美紀子を演じる。とよたは「好きで見ていたドラマなのでこの世界に入れることをうれしく思いました。がん専門医のストーリーと特化した内容も興味深く、さらにハートフルな人間模様の奥深さ感じています。病院の理事であり、男性兄弟の母親。初めての役柄なので頭の中で子供それぞれの誕生、幼少期、反抗期などを描いてから現場に行きました。美紀子は厳しい教育ママに見えるのですが、実はとてもリベラルな女性なのだ思います」。

初共演の息子役の清原については「初対面でしたので、前もってお写真や動画をいろいろと拝見いたしました。ご本人が『中身は熱いのにそれが表に現れにくい』と、おっしゃっていたのが印象的でした。芝居中、微妙な表情、心の揺れを繊細に表情出来る方なんだなぁ、またお芝居をご一緒出来たらうれしいな、と思いました。すてきな俳優さんです」と話している。

第10話では、心(松下)と薫(木村)が担当する、膵臓(すいぞう)がんの患者、佐伯芳雄(相島一之)の弟、隼人(丸山智己)が、兄を転院させると申し出てきた。芳雄はこのまま横浜みなと総合病院での手術で良いと思っているのだが、隼人はより腕の良い外科医がいる有馬総合病院への転院を譲らない。心と薫は引き留めることはせず、患者家族の意向に従うことにした。

一方、研修医の結城(清原)と夏樹奈海(岡崎紗絵)の研修期間がそろそろ終わろうとしている。腫瘍内科部長の阿久津晃(木下ほうか)はこのまま腫瘍内科に来て欲しいのだが、結城は外科、奈海は小児科と当初からの希望は変わっていない様子。阿久津にはどうしても腫瘍内科を強化せねばならない理由があるようだ。

そんな中、薫が腫瘍内科に女性を連れて来る。女性は有馬総合病院の理事長・結城美紀子(とよた)と名乗り、佐伯兄弟に対し、現場の医師が勝手に承諾したことで、病院としては先に待っている患者を差し置いて手術を請け負うことはできない旨の謝罪に来たのだと言う。丁寧な美紀子の対応に感心する心。すると、美紀子は「出向いて来たのは、息子の職場も見ておきたいからだ」と言い出す。